自己紹介〜大学編⑦就職活動
大学3年の冬、ぼくの就職活動が始まった。
高校生までがっつり部活、その後は受験勉強。
「忙しかったから、考える時間も余裕もないし、知識を広げる時間もないし、だから決められないのは仕方ないんだ。」
「大学に行って時間に余裕ができたら、新しい知識を得たら、アルバイトしたら、いろんな人に刺激を受けたら、おのずと見えてくるだろう。」
その幻想は見事に打ち砕かれ、「自分はどんな仕事がしたいんだろう?!」と悩み続けていた。
周りではインターンに行ったり、OG訪問している人もいる中で、どんどん取り残されていく感じ。ただ募る危機感。
当時付き合っていた彼女は「好きなこと一直線!」という感じで全く参考にならない。
・困ったら人生の先輩に聞く
そうだ!聞けばいいじゃん!!
高校でも大学では先輩と呼べるほど仲良しな人はいないため、アルバイト先の先に社会人になっている人に聞く!
姉達やいとこたちにも聞ける時に聞く☆
そして出した結論。よくわからないけど、大手の企業を受けよう。
大学にきていた会社、リクナビで自分が知っている会社をミーハーに大手をたくさん受けた。
NTT東日本などのNTT系列、東京ガスなどのインフラ系、みずほ銀行など金融系、食品メーカー、飲料メーカーなどなど。
僕には難点があった。英語やカタカナ文字が苦手なのだ。
見た目や雰囲気からIT系にいそう。SEっぽいと言われるが、全くの誤解。
「コンシューマーにとって最適なソリューションを」
「今のフェーズは、スキームを組む時期で」
説明会などでこういう話をきくと「???」
「申し訳ないけど、日本語で説明してください、、、」
こういう調子だったので志望動機もしどろもどろ。
おかげで通信や金融などはボコボコ落ち、残ったのが食品飲料メーカー。
日本製粉、エスビー食品、クノール、キリンビール、ハウス食品などなど。
志望動機は簡単だ!!「食べる好きです」「ビール好きです!!」
困った時にはそれで押した結果、いくつか内定をもらい、就職を決めた。
●就職先を決めたポイント
1:一部上場企業(二部より一部でしょ!)
2:家賃補助が一番多い(全国転勤あるし)
3:札幌に営業所がある(ゆくゆく地元に帰りたい)
4:都心に本社がある(都会で働きたい!)
(5:最初に内定をもらった)
当時のぼくが考えた中で最良の選択だったとは思うし、変な選び方ではないとは思う。
ただ、こういう人を見て、ゆくゆく起業する人だとは思わないだろう。
この時点では全く起業する気がなかったのだからそうなんだけど、人生なにがきっかけで変わるかはわからないなと自分でも思う。
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