睡眠を舐めると人生が終わる
序章
皆さんは睡眠をどうお考えですか?眠れていますか?
本当にいい睡眠というのは眠れているだけではダメなのです。睡眠にはいろんな効果があります。日中イライラしたり、集中できなかったり、過食してしまったり、そんなことも全て質の悪い睡眠が原因の可能性があります。
私大卒ジョッキーは、あまりにも睡眠を舐めている人が多いと感じています。睡眠時間を削って予想しても、イライラしながら予想しても、馬券は当たりません。今一度、この記事を見ていただいて自分の生活を見直してください。
第1章 なぜ人は寝るのか
そもそも睡眠ってなんなのでしょうか。眠る意味はあるのだろうか。眠くなるから眠る、そう考えている人は多いのではないでしょうか。
①眠れないとどうなるの?
人間の体は睡眠時間が足りなければ、色んなことが起こります。
初期症状を具体的にあげますと、全身倦怠感、集中力低下、イライラ、判断能力低下、肌荒れ、肥満、鬱、高血圧などがあります。数日間睡眠不足の状態が続くとこういった症状が出ます。普段からこういった症状がある人は、睡眠が原因の可能性は高いと思います。
さらに睡眠状態がひどくなりほとんど眠れなくなると、幻覚、幻聴、精神異常、糖尿病などの症状が出ます。
さらにさらにひどく全く眠れない状況になりますと、嘔吐や痙攣、さらには死亡することもあります。
こういったことを防ぐために眠るということは重要なのです。
②眠るとどうなるの?
まず、眠ると脳が休まります。なんだ当たり前じゃないかと思われると思いますが、これがすごく大事。ただ寝るだけでは脳が休み切らないこともあります。眠りが深くなければ、日中眠気やイライラ、集中低下が起きます。しっかりと良質な睡眠を取らなければなりません。
次に、体が休まります。これも同様に良質な睡眠でなければ、倦怠感が残ってしまいます。
そして、最も大事なのは成長ホルモンの分泌です。子供ではめちゃくちゃ大事なホルモンというのは知られていますが、大人でも大事なのです。簡単に言うと体のメンテナンスに大きく関わっています。これが不足すると様々な症状が出てしまうわけです。
第2章 良質な睡眠を取るには
神経系のバランスを取るものに、交感神経、副交感神経というものがあります。簡単に説明すると興奮すると交感神経が働き、落ち着くと副交感神経が働きます。
良質な睡眠を取ろうとすると、副交感神経が多く働いている状態で眠りにつくことが絶対条件となります。
睡眠時間は足りているのに、日中疲れや眠気がある。疲れていれば交感神経が働いている状態でも眠れてしまうため、日々疲れを感じている人はこのパターンに該当することが多いです。
ではなぜこうなってしまうのか。答えは何パターンかあります。
①寝る前に明るい画面を見ている
もう寝ないといけない時間なのに、ケータイを見たりテレビを見たりしている。こうすることによって脳に刺激を与え、交感神経が多く働いてしまいます。興奮状態で眠りにつく、もしくは眠れないという状況が起きるのです。
②お風呂に入らない
仕事で疲れて、シャワーで済ましたり、朝シャワーを浴びるからと言ってそのまま寝たりする方は要注意です。お風呂にゆっくり浸かることによってリラックスでき、副交感神経を多く働かせることができます。
③何か食べてすぐ寝ている
何か食べてすぐに寝ることによって、消化器官に負担をかけてしまいます。消化器官が健康状態でなければ様々なマイナス要素があります。何かを食べたすぐであれば、入眠はしやすくなりますが深く眠るというのとは少し違います。消化器官もリラックスした状態で眠るのがベストです。
では、良質な睡眠を取るにはどうすればいいの?ってことなんですけど、
究極の理想は、ご飯を早めに食べ、その後にお風呂に入り、お風呂でゆっくりとお湯に浸かって、お風呂から出た後はケータイやテレビを見ずに部屋を薄暗くして、1時間後に寝る。
出来る限り理想に近づけることによって今までと全く違う精神状態や健康状態を手に入れれると思います。
最後に
子供がいる方には特に睡眠の質を大事にしてほしい。子供は興奮状態でも眠れます。それゆえ、現代社会では本当にいい睡眠ができていないことが多いです。私の周りの子連れの方たちに、このような指導をして実践してもらっていますが、明らかに子供の成長や生活に変化が生まれたと言ってもらえます。
また、大人の方々も究極の睡眠を目指して欲しい。少し気を使うだけで、全く違う精神状態や健康状態を感じれるようになると思います。現代社会では、頭の中が透き通る感覚を知らない人間に溢れている。これを読んだ人は、新しい自分と生活を手に入れて欲しい。
皆様の愛情で大卒ジョッキーは作られております。愛をいただけたら幸いです。