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#45 みなさんどんな地図を持ってますか?

こんばんは!おおたお創です!

みなさんどんな地図を持っていますか?という謎の問いかけから始まったんですけど、今日は僕が最近感じたことをつらつら綴っていきます

第二の故郷になるはずだった京都

最近自粛期間もついに終わりつつあり、外に出る機会が徐々に増えてきました、すごく嬉しいことですね🙂

それで、近くをぶらぶらと散歩したりすることもあるのですが、ふと思ったのが「この辺のこと何も知らないなー」ってことなんです

というのも、もう京都に住んで4年目なんですが、家の近くのご飯屋さんや居酒屋、八百屋、豆腐屋さんなどなど本当にたくさんのお店があるのですが、ほとんど行ったことがないんですよね

さらには、大学の友達は増えましたが地域の知り合いや同じアパートに住んでいる人ですら、顔も名前も知らない状態です

これって故郷って言えるんですかね?

故郷っていうのはもっと自分がそこにいると心が落ち着いて、自分の居場所はここにあるんだなーと思える場所だと思っています

そして、下宿を始める時に僕は京都が第二の故郷になるものだと信じ込んでいましたし、第二の故郷という響きに憧れて、絶対そうすると意気込んでいました!

しかし、住んでから4年経った現状で故郷だと呼べるのは下宿先の家の中くらいのものです笑

どうしてそんなことになってしまったのでしょうか、、僕なりに考えてみました。

(1)大きくなりすぎた地図

大きな理由の一つとして、自分たちの持っている地図が大きくなりすぎたことにあると思います

小学生の頃は自分たちの世界の全ては学区という小さい中で収まっていたからこそ、その中にある情報はどんな小さいものでも把握していました

近所のおじいさんが飼ってる犬の名前や、その犬が亡くなってしまったとか、どこのコンビニならジャンプが立ち読みしやすいとか、どこの駄菓子屋さんのおばちゃんは優しいとか、どこに安い自販機があるとか、、

中学生になり、隣の小学校とくっついたことで学区が広がり、それは自分の中の世界が広がったように感じました。また、自転車で行ける範囲なら行けるようになり、30分とか1時間とか平気で自転車を漕いで、遠くまで遊びに行ったりもしました。

高校生になると電車通学になり、一気に世界が広がりました。学校帰りにマックに寄ったり、友達と遊びや買い物に行ったり、自由が広がっていました!

そして、大学生になり、その地図がさらに大きくなり、今まである県の一つの市だったのが、それを飛び出して一人暮らしを始め、新幹線や車を当たり前に使うようになり、ついには海外にも自由に行けるようになりました

それを完全な自由になったと喜んだ僕はドライブだと言って本当にいろんなところに行きました、それもそれで本当に楽しかったのですが

そんな風に地図がどんどん二次関数的に大きくなっていくのに対応するのに必死だった僕はその全てを楽しめる余裕はありませんでした

その結果、小さい頃はできていた地図の細部に気を配ることができなくなり、家の隣にある、ご飯屋さんに3年間もあっていくこともせず、大雑把でただただ広くて調べたらわかるようなことしか書いていない地図を持つようになってしまいました

(2)失った冒険心

理由の二つ目としては、自分が冒険をするのが怖くなったことがあると思います。

もともと、新しいことに挑戦するのは苦手で、マックでもチーズバーガー系を頼み続ける人間なのですが、それでも小さい頃は何も知らなくても自転車に乗ってただただ遠くまで行ってみたり、中高でも目に入ったご飯屋さんに行ってみるなんてことはざらにありました。

しかし、大学生になり、まだまだ時間があるのにも関わらず、失敗したくないからと、どこかにいくときは必ずネットで情報を探し、食事の時は食べログで評判を見て、服を買う時はwearやインスタグラムを見るようになりました

確かにこれだったら失敗することはないですが、ワクワク感や未知なものに挑んで行く楽しさがないように思います

ゲームで行ったら、攻略本を見て、最短ルートで進んで行くような感覚ですね

そんな感じだから、僕が丸々3年住んで、作った自分の中の京都の地図は食べログやネット見たら1時間でわかるような量産型の地図になっているのだなーと感じました。

まとめ

京都を第二の故郷と感じるためにはもっとこの土地のことを自分の目を通して知る必要があると感じました。あと、学生生活も短いですがその間で少しでもいろんなことを見て、聞いて、体感して、去る時には第二の故郷として堂々と胸をはれたらいいなぁ

自分だけの、自分にしか作れないと思える地図を作ります。

まずは近くのご飯屋さんに行くところから始めようかな〜。

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