死にかけてちょうど一年

去年の10月上旬、SHOGUN BURGER宮古島オープンした後、体調が悪くなり感染性心内膜炎という病気になり、九死に一生を体験した。


2ヶ月にも及ぶ、入院生活は社長でもあり、店員としても現場に入り、仕事をし続け、毎日毎日会食して暴飲暴食してきた僕には非常に窮屈で辛い時間だった。

そのため
「自分が全てやらないといけない」

というワンマン経営の考え方から

「社員一人一人が自立した組織にしなければいけない」

という考え方に変えざるおえなかったし、自分1人で全てをマネジメントすることができない組織になっていた。

この大病は、いいタイミングだったのかもしれない。

入院中、ずっと命のことや飲食のことを考え続け、新しく生まれた理念が

【EAT IS LIFE】という理念である。

大雑把に言うと、
食べることは生きることだし、人生だ。
と言う意味で

「食」という生命維持するために必要なものに携わるチームメンバーには

食べるということは、

生きるために食べるものであり、
人と食べるものであり、
身体を作るために食べるものであり
そして食べることで感動させることができる、

ものすごい強いパワーのものだと言い聞かせている。

1日3食だとして(2食の人もいるよね?)

5年で5,475回

10年で10,950回

15年で16,425回

20年で21,900回

25年で27,375回

30年で32,850回

35年で38,325回

40年で43,800回

45年で49,275回

50年で54,750回

僕は36歳なので86歳まで美味しく食べれるとして

54750回、しかない。

いや、これは限界値であって、本来はもっと、もっと少ないだろう。3万回とかか?

もっと言うと、家族でご飯食べるのは?両親とご飯食べるのは?友人とご飯食べるのは?

と考えていくと、本当にその一回が最後になるかもしれないぐらい貴重なのである。

こんな貴重な食事の機会をガネーシャで働くみんなには大事にして欲しい。

1日1日を全力で生きて欲しいな、と自分の病気の記念すべき1周年(一年検診)

で書き綴ってみた。

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