雨スナップ@梅雨入りした京都河原町、四条周辺 with Carl Zeiss Planar 50mm f1.4 & X-T2
こんにちわんこそばということで、前置きを長くしても面白くないので、早速写真をどうぞ。
バス停
蛸薬師通
蛸薬師
薬局
階段
新京極——寺町
新京極——寺町
縞
四条アーケード
ご婦人方
無題
自転車
寺町
タイル
三条通り
白
河原町
信号待ち
木屋町、先斗町へ
同上、またはブレ
木屋町
木屋町通り
疾走
無題
無題
宅急便
横断歩道
ドンキホーテ
排水
河原町通り
高圧ガス
隙間
河原町烏丸——傘
梅雨
高島屋前
傘
無題
20%オフ
シルエット
反射
影
自転車
バス停
歩車分離信号
四条烏丸
同上
警備員
中央信託銀行
無題
タクシー
左折
雨の京都は超絶に美しいですね。
東京の雨スナップはインスタとか、それこそノートでもよく見かけますけど、京都はそもそも写真人口が少ないようで、その上京都といえばまずは観光地とか、いかにも「古都」って感じのが真っ先に出てきてしまいます。検索エンジンのせいなのか、それとも京都で雨スナする人が絶対的に少ないってことなんでしょうか……。どちらにせよ、結果的に京都の雨スナ。誰もやらない(藤原月調べ)なら自分でやってみよう、ということでやってみました。
ISOは基本的に200か100、シャッタースピードは映画のシャッター開角180度の近似値(長っ)の1/50を中心に撮ってみました。被写体・動体ブレ、手ぶれ、ピンボケなども積極的に画作りに取り入れました。シャッタースピードについてはYouTubeで詳しくお話ししていますので、よければご覧ください。
傘を差しながらの撮影だったので、ピントリングを繰るので精一杯で、F値については解放からニッパチ。足を積極的に使いながらピントが合う瞬間にシャッターを合わせていくような感覚で撮りました。
置きピンで撮った写真もたくさんあって、あえてピンボケのまま残した写真が、意外と味があって良いと思います。
また、普段は大きいレンズでもしっかり絞って撮ることが多いのですが、開放のゆるゆるっとした描写もなかなか良いなと、今回、再確認できました。
梅雨の間はこんな感じの天気が続くはずなので、今後の雨スナも楽しみです。今回使ったレンズは50mmで、ライカ判換算で焦点距離75mm。要するにもう中望遠な訳で、人によってはスナップには長すぎるかもしれませんが、雨の冷たい感じを出すには絶妙な距離感だと思います。
ただ、もっと広角系も撮っておきたいので、来週あたり、24mmか35mmあるいは28mmかな? を連れて街中へリベンジ(特に今回が失敗だったというわけでもないが)にいきたいと思います。
P.S. 使用カメラは富士フイルムのX-T2。レンズはヤシコン、京セラ・ツァイスのプラナー50ミリ f1.4でした。
お読みいただきありがとうございます。普段は京都市芸で制作をしながら、メディア論や写真論について研究しています。制作や研究活動をサポートしていただけると幸いです