見出し画像

GWのこと。

連休が終わり、少し気が緩んでいる寿庵オーナーです。昨年は緊急なんとかでお客さんは0。今年はそれでも受け入れることができて、楽しい日が過ごせました。ただ、やはり立地がリッチなだけに、コロナ以上に天候に左右。荒天続きの前半はキャンセルが相次ぎました。

コロナが理由?天気が理由?まぁ、どちらにしてもキャンセルはあまり気にしないように心がけてるので、次に会えるのを楽しみにしていますね。

今朝はゆっくり過ごしながら、GW期間中の各地のニュースをネットでチラ見です。あちこちの観光名所の見どころや人気スポットの紹介など、おすすめエリアのことなど触れた記事の次に、人の多さを嘆く記事。記事の出どころは同じでも書く記者が違うのか?それとも、同時に記事を書くのだろうか?複雑な気持ちになりながら、記事に目を通しました。

寿庵は通常のGWから比べると3分の1程度。閑散期の週末と同じくらいの宿泊数でした。密にならない配慮と、あれこれ除菌対応に各部屋1時間近く費やしてることを考えると、どうしても減らさないといけない。でも、天気が良くなると、当日でも飛び込み連絡。喉から手が出て、引きずり込みたくなるくらい来てほしいお客さんも、泣く泣くお断りでした。宿泊人数と同数近いお客さんを断る・・でも、これって前向きに考えてみれば、世の中落ち着いて、自分自身がお客さんをもっと受け入れられる余裕と気持ちが出れば、数字は確実に戻せるということなので、ポジティブに考えてもいいってことですね!

それにしても、GWは久しぶりの賑わいで楽しかったですね。毎年この時期に来てくれるメンバーも多いので、「あ、また会いましたね!」なんて会話が繰り広げられる。初めてのお客さんも、なじみのお客さんも、楽しそうに会話をする姿を見ると、これが自分のやりたい宿だよな・・と、これからの方向性を確認する。

みんな楽しそう。でも、盛り上がってくると、水を差すように、私が口をはさむ。

「マスクして会話!」「声大きいよ~!」「手にアルコールしてくれた?」「換気するよ」「食べ物シェアしない!」で、最後に、「会食2時間経過、そろそろ時間だからおしまい!」

まるでコントのようなやり取りが連日続く。お客さんも素直に従ってくれ、またいつかで寿庵で再会したらお酒飲みましょうね!って挨拶をかわす。

コロナ禍の今だけ、特別営業スタイル。盛り上がることに対して禁止令が出されております。今まで10人で利用していたテーブルに4名まで、4人利用していたテーブルに2名まで、しかも十文字に置かれたパネル越しに会話。客室にもテーブルとパネルを設置し、部屋でも食事をしてもらい、人数をコントロール。

ただ、一つわかったことが・・・。

定員をぐっと減らしたこの数が、がむしゃらにならなくっていい程よい数字。気持ちは若いが体力が・・(涙)。開業時すでに40歳。そして当たり前だけど、開業時より確実に歳をとる。正直、このくらいのお客さんが宿運営的には理想的なんだけど‥。そうもいかないのが、宿経営。もちっと数字を出さなければ、あとあと(運営の)体力が落ちるでしょうね。
※運営=収入はぬきに組織がうまく機能すること。
※経営=利益が発生する行為。

さてさて、ゆっくりしたので、これからは洗濯三昧。いつもであれば洗濯も掃除と同時進行なので、座る時間もないドタバタGWですけど、シーツに余裕があるために、洗濯をしなくっても大丈夫。連休入ってから一回も洗濯機を回さなかったんで、ただいま、追われるように洗濯祭り絶賛開催中です。

画像1

今日もいいお天気なんだけどなぁ~。とりあえず洗濯終わるまで、お出かけ禁止令ですね。

寿庵のHPはこちらをクリック!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?