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する?しない?インバウンド。

先日宿泊のお客さんから、白川郷へ行ったら。外国人だらけだった‥。と聞きました。北海道にスキーに行った常連さんからも外国のお客さんばかりで、店で英語で話しかけられて、日本人ですよ!ってスタッフに伝えた‥なんて話まで。3年ぶりにインバウンドのお客様が帰ってきた・・ということですね。

鳥取県にいると、そんな気があんまりしない。でも、大山のゲレンデにも今シーズンは海外のお客様を見かけるようになったので戻ってきてたのでしょう。

さて、寿庵はこれからどうするのか??コロナになる以前、唯一のインバウンド受け入れのために使っていたサイトもこの3年間、更新しなかったり登録しなかったりしたために、消滅。まぁ、いっか。

在住の方がちらほらお越しいただいてるのだけど、みなさん、日本語が上手。なので、日本人のお客さんと何ら変わらない対応になります。生活習慣もほんと日本人以上に日本人らしかったりする。

本当はインバウンド受け入れをしたいって思うのだけど、今受けている日本のお客さんだけでいっぱいいっぱい、ここであえて受け入れを強化しなくってもいいのでは??という気がしてます。

週末や祝日しか稼働しない宿。弱点である平日稼働をさせるにはインバウンドが一番!ってことなのですが、大きなホテルで365日稼働させないといけないのであれば、海外からも積極的に受け入れるのもありだとおもうのだけど、しょせん一人営業。365日稼働しては体がもちません。

でも、海外のお客さんとの交流は楽しいんだよなぁ‥。反面、受けれるためのサポートが必要で、やり取りの回数も増えるし、思わぬトラブルがあるので、そのあたりの対応に日本人の2倍は費やします。

悩む。

どういったハプニングが起こるのか??

予定通りにチェックインしない。⇒まぁ、しょうがない。
バスに乗り遅れて、助けを求められる。⇒まぁ、迎えに行くしかない。
連絡が全く取れない。⇒まぁ、根気強くコンタクトをとるしかない。
周辺環境をきちんと案内するのだけど、理解していない。⇒致し方ない、私の英語力の限界か?
館内の設備を使う時間がバラバラで清掃等のタイミングが難しい。⇒これもしょうがない。

などなど、でも、旅をしていれば気持ちも高ぶって、ハイテンションになるし、目いっぱい観光してからチェックインしたいので、乗り遅れたり、予定通りにいかなかったりする。そこをひっくるめてサポートはしてあげたいし、日本の楽しい記憶や、大山のきれいな景色を心行くまで楽しんでほしいので、サポートはみっちりとしてあげたい。

私も海外ではたくさん助けてもらって、そうしてもらったことで、また行きたい!って思って、再度訪ねていくようになりました。日本がより好きになるきっかけは出会った人にもあるかもしれないと思うと、私たちの仕事はとても重要なポジションにいるって思います。

だから、いい加減な対応しかできないのであれば受け入れすべきではない‥って思うのだよなぁ。

うーん。

受け入れるなら、寿庵の体制ではちょっと厳しい。やりたいけど、難しいなぁ‥という及び腰でいるんです。

来週は海外からの予約が入っています。寿庵のオリジナル予約サイトから入ってきたのだけど、周辺状況があまりわかっていないような反応でした。彼女たちが何を求め、何をしたいのか?日本の旅行のスケジュールを細かく聞き出しているところです。もしかしたら別の宿の方が都合がいいかもしれないし、目的によっては、ふもとの宿の方がいいかもしれません。そんなニーズを拾って、一番最善をアドバイス。きっと彼女たちも久しぶりの海外旅行のはず。だからこそ、楽しんでほしいし、不安な思いをしてほしくない。目いっぱい楽しく過ごして帰ってほしいから。できる限りのサポートをします。そういう旅の組み立てをすることがすごく楽しいので、インバウンド窓口のコンシェルジュ業務にもすごく興味がある。だから、こういうことを仕事にできればそれはそれで楽しいだろうなぁ~って思う。

誰かやらんかな??インバウンド専門で宿泊からツアーからまるごと引き受けるようなそんなビジネス。そしたらスタッフとして働きたい。正直もう経営や起業はしたくない(寿庵だけであっぷあっぷ)ので、そこんとこは、他力本願でなんとかならんかね?それかアドバイザーするからだれかやってよ~。

寿庵のHPはこちらをクリック

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