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とっとり券とGOTOキャンペーン。

連休を終え、ほっと一息ついております寿庵オーナーです。ただ、やはり2週間くらいは何かないか・・と冷や冷やしている自分もいます。出来ることはしてるし、お客さんは皆さん元気。コロナなんて幻想であり、仮想空間での出来事・・と思ったりする瞬間もあります。複雑な気持ちが交錯する中での営業。でも、やっぱりみんなの顔を見るとすごくうれしいし、涙が出そうになりました。

さて、歳をとって涙腺が弱まったのかもしれないけど、今日もポストの中身を確認して泣きそうになりました。あんまり宣伝もしてなかったし、支援してもらうのは恐縮するしで、私もそんなに積極的ではなかった「クラウドファンディングとっとり券」。でも、思った以上にサポーターがいてびっくりしました(全然いないって思ってたので)。今回は手数料もリターンのプラス部分も鳥取県が負担する・・ということだったので、お客さんにとっても、お得なチケットになります。とはいえ、予期せぬことに、私も支援者のリストを見ながら涙ぐんでしまいました・・・。ありがとうございます。ぜひ、ぜひ利用してください。

「寿庵にはちゃんとファンがついてるね!」と近所の同業者さん。本当にお客さんに支えられています。それがあるから、今、自分が冷静になれてるんだって思います。今は、来れないだけで、来てもらえるようになったら来てくれるとわかっているから安心なんだと思います。

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とっとり券は私の手元に大事に保管されてますので、利用される時にお渡ししますね!有効期限は特に気にしません。今年はまだ不安・・であれば、来年でも利用してください。来年も寿庵はちゃんとここにありますから~!

さて、6月から7月中旬まで鳥取県が行なっていたWeLove鳥取キャンペーン(県民が利用すると宿泊が割引になるキャンペーン)。実は、寿庵は協賛していませんでした。ただ、こちらも思った以上に県民利用があったため、期間中に宿泊した県民の方に対して、有効期限なしの「寿庵宿泊割引券」を送付しました。手作り感満載の手書きのチケットですけど、すでにお手元に届いた方もあるでしょう。実はさっそく、それをもってお泊りに来られたお客さんがいました。「うれしかったからさっそく来たよ!」と。こういった小さい活動しかできませんが、補助金だけを利用するのではなく、自分で、お客さんのためにどうすべきかを考えていきたいって思っています。

そして先日から色々悩ましい思いをしている「GOTOトラベル」です。この連休中のこと、お客さんに「寿庵は宿泊3000円程度の宿、そこに割引を求めるお客さんも少ないのでは??」と言われました。寿庵の宿泊金額からいえば割引価格は1000円程度になります。でも、少しでも安いほうがいい・・という方だっているはずです。選択肢は多ければ多いほど、お客さんはうれしい。寿庵がやらない!といえば、選択肢がなくなります。経済産業省や国土交通省のHPを何度も読み理解しようとするのですが、第三者機関を通さない私はすべき業務に負担を感じ、これはこれでストレスになりそうです。お客さんのために・・と思えども、手間が多すぎる。なので、WeLove鳥取キャンペーンの時と同じように、次回つかえる宿泊割引券を手作りし、皆さんに送付することにしました。補助金が補てんされるわけではなく、寿庵が割引分は手出しします。でも、私が一番、納得したやり方です。今年いっぱい・・・などと期限は切りません。来年でも2年後でも5年後でもまた大山に登山に来る際に、山陰に観光に来る際に、そのチケットを利用してくれたらうれしいですね!

きっと数年後にそのチケットを見たら、思わず涙ぐむかもしれません。そんな辛い時期を乗り切ったなぁ~って懐かしい気持ちで手書きのチケットを見ることでしょう(いちを乗り切れるつもりでいます!)。

今年は収入がかなり落ち込むと思います。コロナの影響を受けなかったはずの冬の収入(暖冬の影響を受けている)を合わせても、今現在、去年の4割程度の収入しかありません。そして、これからまだまだ影響を受け、今年の冬にまでそれが食い込めば、80%減くらいになる可能性が出てきました。その上、また割引をするようにもなるので、ますます収入は少なくなるでしょう。でも、1年間は絶対につぶさないって思って融資を受けてますので、この辺りはおおらかに考えています。またコロナが少しでも見通せるものになり、少し先かもしれないけど、反動消費があることを期待して、今はできる範囲で行動していきます。

お客さんもよく知ってると思うけど、私って、物欲まったくないんだよね。個人的にお金使うのは、飯食うぐらい。なんで、お金つぎ込まなくっても燃費はいい方。ただ、宿(建物維持)はエンゲル係数高すぎるんで、なんとか削減していかないといけない。削減できるものはとことんして、あと1年は頑張ります。

ただ、体力もって1年・・その後は、身のふり方を本気で考えますわ~。



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