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Presenceとは?

こんにちは!
DAISEIです!

今回は
「コーチの持つべき3つの視点」
・Possession
・Behavior
・Presence

この3つ目の
Presence(価値観)の部分をしっかりと
アウトプットしていきたいと思います!!


Presenceが行動を決定する

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まず、Presenceとは
価値観・考え方・ものの捉え方
これらを指します!

例えば、
「仕事は結果が全て」
だと考える人もいれば、
「結果が出ていなくてもプロセスを評価すべき」
このように考える人もいます。

どちらが正しい、悪い。
ということはありません。

人それぞれ、
育ってきた環境や性格が違うので
様々な価値観を持った存在なのは当然です。


しかし、時にその価値観は
自分の目標達成の妨げになってしまうこともあるのです。

コーチは、
そうしたクライアントの
Presenceの印象をフィードバックし、

今、選択すべきPresenceがどのようなものなのか。
問いかけをし、認識をさせます。

ピンクとクリーム色 イラスト 社会科学クラス 教育用プレゼンテーション

チームとして、底上げをしなければいけない課題に対して、
①の行動をとってしまう。

これをコーチが②の方向へ導く。


Presenceは体験によってつくられる

では、こうしたPresenceはどのようにして身についたのか。

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Presenceは
その人がこれまでの人生で得た、成功体験によってつくられている。

人はうまくいったパターンを無意識で繰り返し、
うまくいかなかったパターンは避けることを経験上選ぶ。


例えば、
上司に質問を繰り返して、どんどん仕事を覚えて言った人は、
またわからないことがあれば、上司へ質問しにいくでしょう。

逆に、上司に質問をして、
「そんな簡単なことを聞くな。」と注意された人は、
わからないことが新たに出てきても、
自分で解決しようとします。

こうした経験はいつしか積み重なり、
人が判断をするときの軸となっていきます。


人は、毎回

「どうしたらうまくいくだろう」

と、改めて考え直すようなことはしません。

時間をかけると状況が変化してしまいますし、
成果を上げるスピードも下がってしまいます。


物事をうまく進めるためには、
無意識レベルで即座に判断できる軸として、

人はPresenceを身につけているのです。

現在のパフォーマンスを最大化させるためには、
現在必要とされているPrecenseを選択することが重要。


Presenceの自覚は難しい。

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では、現在の状況に合わせてPresenceを把握し、
選択することが簡単にできるかというと、
そうではありません。

そもそも第一に、
自分のPresenceを自覚することは難しいもの

なぜなら、本人にとって
それは当然の前提となっているから。

「自分で考えて行動する」というのは
当たり前のことであり、
それを疑うということ自体が困難なのです。

本人がこのままではいけないと明確に自覚できるのは、
大きな失敗をした時でしょう。


そこで、コーチはクライアントのPresenceに関して、
質問やフィードバックをして自己認識を促します。

そして、クライアントが
明確にPresenceを自覚する手段としては、

自分のPresenceを言語化してもらう

これが有効です。

Presenceを使った判断は、
無意識で瞬時に行なっているため、

言語化することで意識し、
じっくり考えることができるのです。

その上で、
現状に最も適しているPresenceは何なのか
そこを考えて課題達成に向かうのです。

Presenceを考えるための質問例
・価値観や座右の銘は何?
・その価値を大事にしている理由は?
・いつからその価値を大事にしている?
・その考え方が大事だと身につけた時と比べ、
 今違うことは何ですか?
・その価値が仕事で現れているのはどんな時?



3つの要素はそれぞれ影響し合っている

Possession
Behavior
Presence

4記事にわたって紹介してきたこの3つの視点は、
それぞれが相互に影響し合っています。

Possession×Behavior

知識やスキルを利用して行動を起こす。
逆に行動することで学び、
それがスキルとして備わる。

Presence×Behavior

人が行動を起こす時、
まず頭で理解して、行動を起こす。
逆に、行動することで正しいやり方を理解する。

Possession×Presence

考え方が変わって新しいスキルが必要だと思う。
逆にスキルが身について
これもできそうだと考えが変わることもある。

このように3つの視点には相互作用がある。

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難しく感じるが、
コーチングにおいては、
どの要素を扱うのが良いのか厳密に考えるよりも、

相手の成長を考える上での
ガイドラインとしてPBPを利用し、
多面的にアプローチすることが重要です❗️






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