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コーチングの3原則【継続性】

こんにちは!DAISEIです!

前回は、
コーチングの3限即の
「双方向」について紹介しました❗️


今回は、3原則の2つ目。

継続性

継続的に関わることで、
クライアントを着実に目標に近づける

ここについて紹介していきます😁

前回解説した、
「双方向の対話」

これによって顕在化した気づきは、
クライアントの行動を変化させるきっかけとなるが、

目標達成に着実に近づくためには、

たった一度の気づきでは難しく、
変化した行動を定着させる
「関わり方」の工夫
も必要です。


継続して関わることで
ビジネス環境の変化に対応する

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企業組織に限らず、個人レベルでも言えること。

現在のような先の見えない経済環境では、
一度掲げた目標に向かってどんなプロセスで
何をすべきか、完全な実行計画を事前に立て、
実行し続けることは難しくなっている。

コーチは、否応なしに変わり続ける
ビジネス環境に対応しながら、

クライアントが着実に目標達成に近づいていけるように、
継続的に関わることで
クライアントに起きた変化に迅速に対応していく。

コーチングの需要が高まっているのは、
こうした環境変化への対応力がますます求められている
この背景がある。


コーチの役割は「意欲の向上」と「ズレの修正」

目標達成までのプロセスをマラソンに例えるならば、
コーチングセッションは「給水ポイント」

複数の地点でエネルギーチャージし、
これまでのルートと、これからのルートについて
一緒に考えることにより、
ペースや走るフォームの軌道修正を図りながら、
より着実にゴールへ近づくサポートをしている。

②軌道修正を図る


クライアントの意欲を維持向上させるための工夫

では、コーチは、
クライアントの意欲を向上させるために、
一体どんな工夫をしているのか。

これまで紹介してきたように、
コーチはクライアントの目標達成、

つまり、マズローの欲求5段階説でいう

「自己実現の欲求」

これを満たすべく、
クライアント自身の成長をサポートしていく。

「自己実現の欲求」に向かうためには

前提として、
「所属の欲求」「自我の欲求」を満たす必要がある。

自己実現の欲求 (1)


「所属の欲求」満たすアクノレッジメント

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アクノレッジメント(承認)とは

「あなたがそこにいることに、私は確かに気づいている」

相手の存在そのものを認める行為です。

しかし、口先だけの褒め言葉で承認とは言えず、
単に褒めることだけではない。

有効なのは、
「変化に気がついてそれを伝えること」

コーチはクライアントにとって
安全基地のような存在でなくてはならない。

「前回と比べてこの点が改善されましたね!」

これを具体的に伝えることにより、
クライアントは自己成長を再認識し、
自己効力感を高める。

自己効力感とは、
「自分にもできるんだ」という自信であり、
次なるチャレンジに意欲的に取り組むことへ繋がる。


「自我の欲求」を高める方法

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コーチは、実際にクライアントがとった行動が、
目標達成やクライアントの成長にとって効果的だった場合には、

クライアントの自我の欲求を満たすことで
その行動の促進と定着化を図ります。

他者からの賞賛を求める自我の欲求を満たすには、
「褒める」ことが効果的な方法の代表。

【褒める3種類のメッセージ】

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①YOUメッセージ:「あなたは〇〇だ」

「仕事が早いですね」
「賢いですね」
「その目標は最高ですね」

②Iメッセージ:自分への影響を伝える

「参考になりました!」
「もっと詳しく聞きたいです!」
「感動しました」

③WEメッセージ:自分たちへの影響

「あなたがいるだけで周りの人も士気が上がります」
「あなたの一言で場が和みました」

どのスタンスを取れば、
より伝わりやすく、次の行動を生み出しやすいか
見極めるように意識をする。



以上のように、
コーチはクライアントと継続的に関わることで、
双方向の対話によって得た気づきを行動へ変換し、
継続・定着化させる支援をしている。

そして、クライアントと関わる際に、

「クライアントは必ず目標達成できる、必ず成長する」

こう信じ、決して諦めないで関わり続ける。

これがコーチとして大切なスタンス。




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