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コーチングの3原則【個別対応】

こんばんは!
DAISEIです!!

コーチングのアウトプットをnoteに投稿し始めて
もう15記事目となりました。

いつも読んでくださりありがとうございます!!

今回は、3原則の最後となる

【個別対応】についてお話していきます!

個別対応とは、
クライアントの
特徴・思考・行動パターン・性格

これらに注目して
コーチが柔軟にクライアント一人ひとりへの対応を変えながら
関わっていくことです。


個別対応を実行した小出義雄監督

オリンピックメダリストを育成した名コーチ
マラソンの小出義雄監督は、

選手の性格に合わせた個別対応の育成スタイルが有名です。

シドニーオリンピックで金メダルを獲得した
マラソンの高橋尚子選手には、

コンプレックスを取り除くために、
とにかく褒めてほめて、その気にさせ、
力も伸ばしていく方法を取りました。

強みを活かし、弱みをコミュニケーションで解消していく
小出監督の育成方法は

クライアント一人ひとりの特徴にフォーカスし、
目標達成をより早く実現できるようにサポートする

コーチが実践している方法と非常に良く似ている。

そのためには、
継続的な関わりと、双方向の対話の中で、
クライアントの発言や行動を良く観察し、

性格や考え方、価値観を良く把握した上で
対応しなければならない。

「クライアントをどれだけ良く知っているか。」

ここが重要になってくる。

「タイプ分け」が個別対応するための切り口になる。

先日読んだこの本でもタイプ分けについて
解説されていました。

コーチは、クライアントの特徴を知るために、
様々なフレームワークの1つの例として
「タイプ分け」をすることもある。

タイプ分けとは、

「人の特徴は他者とのコミュニケーションのとり方の中で最も顕著に出る」

という前提に立った分類法。

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【注意】ーーーーーーーーーーーーーーーーー

タイプ分けは、
クライアントを4つに分類することが目的では無い。
・関心がどこにあるか。
・どんなことに価値観を置いてるか。

これらを知るための1つの切り口に過ぎない。
それをヒントにコミュニケーションを交わすことで
より早く、より深く相手との関係を
構築するための一つの手段。

100人のクライアントがいたら
100通りのタイプが存在する。

こう考えるのがコーチングの大前提。

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このことを念頭におきながら参考にしてください。

①コントローラータイプ

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・行動的
・自分が思った通りに物事を進めることを好む。
・過程よりも成果を重視。
・リスクを恐れず、目標達成に邁進する。
・他人から指示されることを何よりも嫌う。

②アナライザータイプ

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・行動の前に情報を集める
・物事を客観的に捉えるのが得意
・完全主義でミスを嫌う
・感情をあまり表に出さない
・変化に弱く、安全な人間関係を好む

③プロモータータイプ

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・オリジナルなアイデアを大切にする
・人と活気あることをするのを好む
・好奇心旺盛、楽しさこそ人生
・飽きっぽいところがある
・一つのことを達成したり、継続が苦手

④サポータータイプ

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・人の援助を好み、協力関係を大事にする
・周囲の人の気持ちに敏感で気配りに長けている。
・人が好きで、自分自身の感情は抑えがち
・人から認めてもらいたい欲求が強い


コーチは、
一度貼ったレッテルを貼り替え続ける

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コーチは、クライアントに対して、
「こういう特徴を持った人だ」と認識したものを
本当にそうだろうかと疑い続ける。

つまり、自分が一度貼ったレッテルを
貼り替え続けるのです❗️

「本当にこの人はこう思っているのか。」
「前にも行ったことは本当なのだろうか。」

クライアントのさらに奥にあるものを探り続ける姿勢こそが、
クライアントへの理解を深めることに他ならない。

このようにコーチは、
「個別対応」しながら「関わり続ける」ことで、
クライアントの目標達成までの行動を加速させ、

より早くクライアントを成長させる。


ここまで説明した3原則は、
どれかひとつが満たされていればいいという訳ではない。

常に3つ全てを満たしている必要がある。

「双方向」の対話を
「継続的」に実行し
一人ひとりの特性に合わせて「個別対応」する


コーチングに慣れてきたとき、
コーチングが機能していないのでは、と
不安になった時。

この3つのスタンスがかけていないか確認してみてください👍




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