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コーチングの3原則【双方向】

こんにちは!DAISEIです!!

前回まで、
・コーチングとは何なのか。
・なぜコーチングが機能するのか。
・コーチの持つべき3つの視点

これらを解説しましたが、
今回も重要なテーマをご紹介します!

コーチングの3原則

コーチに欠かせない3つの要素です!

コーチは、対話をより機能的なものにするために
戦略的に、コミュニケーションの技術である
”コーチングスキル”を駆使しながらコーチングを行います。

しかし、テクニックだけのコーチングでは、
クライアントの目標達成支援において十分とは言えない。

スポーツの世界では、
選手が兼ね備えるものとして
「心技体」と表現されます。

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コーチングにおいても、
この「心技体」は重要で、

コーチングテクニックの「技」

対話を繰り広げる「体」

それ以上に、
コーチが備えるべきは「心」
マインドが重要なのです!


双方向・継続性・個別対応 3つのマインド

コーチングの3原則とは、
コーチが常に意識している
「クライアントとの関わり方」における

双方向・継続性・個別対応というマインドです。

双方向

これらは、どんなクライアントに対しても
コーチが普遍的に満たすべきスタンスであり、

コーチが実戦の場面において
テクニック以上に優先し、常に立ち返るべき原点なのです。

当記事では、3原則の中で最も基本的な原則
「双方向」から解説します!


【 双方向 】

クライアント
「すみません、先週やると決めたことができませんでした」
コーチ
「あなたが目標達成するには必要だったことですよね?」
クライアント
「はい。そうです。」
コーチ
「わかっているのに、なぜやらないのですか?」
クライアント
「すみません。。」

これは、コーチがクライアントに
言いたいことを一方的に伝えている状況。

双方向とは言えません。

では、双方向が成立していると
先ほどの会話はどうなるでしょうか。

クライアント
「すみません、先週やると決めたことができませんでした」
コーチ
「何か理由があったのですか?」
クライアント
「頭の片隅には常にあったのですが、
 緊急トラブルでその対応に追われてしまいました..。」
コーチ
「それは大変でしたね。
 忙しい中でも、目標へ向けて前進するには
 どんな工夫ができるでしょうか?」
クライアント
「優先順位を明確にして、取り組んでみます。」

この会話は先ほどの会話と違い、
同じ目線で言葉のキャッチボールができている状態。

これが双方向のコミュニケーションが成立していると言える状態です👍

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双方向の会話で「無意識を顕在化させる」

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コーチは、クライアントが
「当然」だと思っていることについて深堀りしていきます。

クライアントの無意識での思考パターンや
物事の捉え方を顕在化させることにより、

目標やクライアント自身の成長に
それが有効なのかどうかを検証していく。

もし、今までの思考パターンや物事の捉え方が、
現在向かっている目標に
ブレーキをかけていると分かれば、

”今までとは違う選択肢が存在する”

このことが分かり、
行動を変化させるきっかけとなる。

このようにコーチは
クライアントの無意識の思考や行動の原因を
アウトプットさせて自覚させることで、

クライアントが自ら
目標に向けて最も有効な方法の
選択、実践、軌道修正

これができるようにサポートします。


たくさんアウトプットさせることが重要

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コーチは、クライアントに
様々な視点で話をしてもらいます。

やみくもにではなく、
長期的成長という意図を持って。

無意識にあるものを言語化させ、
行動に結びつくような気づきを得るには

クライアントに
たくさん話してもらう必要があります。

成功は99%の失敗に支えられた1%

という、本田宗一郎氏の言葉があります。

コーチングも同様で、
クライアントが多くのことを言語化する中で、
有効な「気づき」が得られるのです。



次の記事では、
この「気づき」が起こる仕組み
オートクラインとパラクラインについて
解説していきます!!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!


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