なんだか人生は続くらしい 36フリーター

36歳フリーター。
正確に言えば33歳でフリーターになり、動画編集のスキルをちょろっと身に着け、バイトと案件で日々食いつないでいる。

今更人生を振り返ると、ずいぶん「動画サイトに吸い尽くされた人生だった」という気がする。

人生の半分以上は、ゲーム実況と政治番組を見ていたんじゃないだろうか?
年相応のスキルは身に着けず、日々だらだらと過ごしてはいるが、焦りや絶望はなく、のんきなものだ。

我ながら鈍感な奴だと感心する。

ただ、さすがに不味い!とノー天気な僕の頭も動き始めたようだ。

朗報 “ワイ氏、本日ほとんどゲーム実況を見なかった!!”

バカみたいな報告だが、ぼくにとっては、たいそうな一歩のような気がしている。

効果的だと感じたのは、
「とにかくボーっとする時間を意識的に増やす」ことだった。

隙あらば、ボーっとする。
机から少し離れて、ボーっとする。

それだけで、冷静な自分がよみがえってくるように感じられる。
なんだか沼のような視聴習慣から抜け出せた気がするのだ。

36歳でスキルもないし、
せっかく身に着けた動画編集スキルも、金になるほど能力が高くないので、このままでは、5年後、10年後には干からびてしまうだろう。

今優先すべきは、動画制作の営業とスキルUPを頑張らないといけないくせに、なんだかやる気が全くでない。40歳になってこのままのスキル感では、話にならないと頭でわかっているくせに、なぜだか動けない。

ようは、生きる力がないのだ。

使命感をもって打ち込めることができれば、おのずとスキルも上がっていくし、生き生きと今を生きることもできるだろうに。

なんて人生は難しいのか!

僕の今やっていることは、
一体誰のためのなんなのだろうか?













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