心房細動発症から手術を受けるまで20
退院して1ヶ月後の受診では心房細動の再発もなく経過は概ね良好
次の受診は3ヶ月後の6月8日に来る様に言われたのでその日に行って来ました。前回同様心電図検査をしてから外来を受診しました。
結果は前回同様、順調で再発もなく概ね良好でした。
概ねと書いたのは血圧がちょっと高すぎるのでこの状態が続くと将来的に心房細動の再発につながってしまうかもしれないので高くても140くらいまでに抑える様にと言われました。次の受診は2ヶ月後の8月17日
8月17日になり術後3度目の受診
今回は心電図検査のほかに心エコー・採血も指示されていたので外来受診前に検査を受けます。検査も終わり外来を受診します。
まずは採血の検査結果から、採血で見られるのはBNP値
BNP値というのは「脳性(B型)ナトリウム利尿ペプチド」の略で心臓(心室)から分泌されるホルモンでこの値が大きいと心臓に負担がかかっているという事になります。(BNPは心臓へのストレスを和らげる作用があるため数値が大きいという事はそれだけ心臓に負担がかかっていることになる。)
BNPの正常な方の基準値
下限値 0.00 上限値18.40pg/ml
手術前の検査値
265.90
今回の検査値
34.40
正常値から見るとまだまだ高い値だが手術前に比べればかなりの改善が見られる。
心エコーの画像を見ても手術前の収縮の動きが正常な方の収縮率が55%〜60%に比べ25%くらいしかなかった心不全状態が今回の検査では60%とほぼ正常な方と変わらない数値まで回復していた。その動きは画像を目で見てもわかるくらい動きが違っていた。
ただ、ちょっと血圧が高いので血圧も改善しないと心臓への負担が増えるので不整脈の再発に繋がってしまう。そこは今後要注意。
次の受診は11月だが血圧が高い状態がこのまま続く様なら降圧剤などの薬が処方される様になってしまうかもしれない。なんとか血圧を下げるように努力しないとですね。将来心房細動が再発してしまうと、その時は今よりも歳を取っているので完治もしにくくなってしまうだろうから自分で予防できる内に努力しなきゃと思う。長生きしても健康でなければ意味がありませんからね。
因みに手術前から処方されている以下の薬は今も飲み続ける様に指示されていますので飲み続けています。
リクシアナOD60m 抗凝固薬(血液サラサラのお薬)
ランソプラゾールOD15mg 服薬による胃へのダメージを守る胃薬
ビソプロロールフマル酸塩錠2.5mg β受容体の遮断作用で心拍数を抑える
いつまで飲み続けなきゃいけないんだろうとは思うが仕方ないですね。
余談ですが、癌とかになってしまった方などで迷信みたいな物は簡単に信じるのに(びわの種食べると癌が消滅するとかそういう類のもの)標準医療は信じない方がいますが多額の資金・年月をかけて研究され確立されてきた標準医療が現時点で受けられる最良の治療だと思います。藁にもすがる思いなのは分かりますが標準医療を信じて治療を受けるのが最善と思います。
次回は11月17日に受診します。
少しでも血圧下げるように頑張らなきゃです。
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