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#002あっちゃん×DAISプロジェクト 新しい自分との出会い

2021年後期のDAISプロジェクトに参加した、あっちゃん(前川明日香さん)にお話を伺います。
DAISでウリミレチームのリーダーとして過ごした2か月半。駆け抜けながら出会ったのは「頼れるメンバー」と「新しい自分」。
ほんわかとした柔らかさと、スッと1 つの芯が通った強さ、両方を合わせ持つあっちゃんへのインタビューです。

【インタビューを受けてくれた人】
あっちゃん(前川明日香さん) 30代 製造業 チーム名:ウリミレ
【インタビューした人】
あっきー(坂本亜紀)

「理解できていない」ということを打ち明けることで前に進む

【Q:印象に残っていること教えてください。】

フィールドワークです!コロナ禍でプライベートも仕事もこもりっきりだったので、リアルでメンバーに会えて楽しかったです!あと、モチベーションを取り戻すきっかけにもなりました。

プロジェクトが始まってからずっと、私なりに積極的に発言していました。でも年末頃から自分のビジネス感覚に自信が持てなくて、特にマネタイズのところで理解できなくなってしまって、置いてけぼりになってしまいました。

徐々に何を発言したらいいのかわからなくてなって。理解できていないことすらも言えず黙っていたんです。みんなの力になれない、自分にできることはないと諦め始めていました。

でも、年明けすぐのフィールドワークで、リアルだとなんでも聞きやすかったし、なんでも話しやすかった。わからないことは聞いていいんだと思えるようになりました。会った時に、みんなモチベーションが高いなとひしひしと感じて、そういうところからも「もう一度がんばろう」って。

セッション3のリフレクションで、「私あんまりしゃべれてないと思うんですけど、ついていけてないことが多くて」って初めて打ち明けることができました。するとチームメンバーが「わかりにくい言葉使ってたんやね。ごめんごめん!」「全員にわかる言葉か確認して使うようにする」と言って、その後実践してくれた。最終セッションに向けてラストスパートをかけることができました。

仕事で自分が困った時に「助けてください!」って言える関係

【Q:どんなチームでしたか?】

最終日、ひとり1人に感謝の手紙を書くなど、とてもいいチームでした。

ほとけさん以外は、私含めて大人しいタイプだと最初は思っていたけれど、意外(!?)とみんなめちゃくちゃ熱くて。そしてバランスがとれたチームだったと思います。

ほとけさん:ファシリテーションもできるしアイデアが豊富。ソフトウェア関係も強い。とにかくなんでもできる人。

黒瀬さん:たくさん事例を調べてslackにあげてくれる。情報収集能力がすごい。

髙野さん:論点がずれてきたら、いつも軌道修正してくれる。他のメンバーが熱くなりすぎるとクールダウンさせてくれた。

さださん:チームが停滞しそうになった時、いつもポジティブな言葉で導いてくれる。

やしろさんもすごくしっかり者で。

【Q:学生のやしろさんが入ることでどうでしたか?どんな影響が?】

”学生のやしろさん”というより、”やしろさん”ならではの視点で目からうろこの意見がたくさんありました。日本人特有の長いものに巻かれる感もないし、考え方自体大人っぽく、視点が自分とは違っていて、とても刺激を受けました。

とにかくみんなのポジションが確立されていてバランスがよかったです。

DAISプロジェクト初日。ちょっとずつ打ち解けてきた?

【Q:あっちゃんが”出会った”ものを聞かせてください】

異業種の方と利害関係なく出会うって今までなくって。これからも大切にしていきたいなと思える本当にいいメンバーでした。

仕事で困ったことがあっても、「助けてください」って言える関係が築けました。

ショッキングだった未熟な自分との出会い

そして新しい自分と出会いました。

ほとけさんが「人脈命!!」ってずっと言ってて。それに影響されて、「もっと人とのつながり大事にしないと。」って。そういうことを思える自分との出会いがありました。

もともと好奇心旺盛で、新しいことにチャレンジしていこうっていうモチベーションがないわけではないけど、仕事に追われてそういう機会を逃したり。最近はチャンスを掴みにいけてなかったです。新しいことに好奇心の赴くまま挑戦することって大事だなって、改めて気付かせてもらいました。

プレゼンテーションをするあっちゃん

DAISでデキる方!素敵な方!に出会って、自分の未熟さにも出会いました。

普段の仕事って慣れているので、できない自分になかなか出会うことがないんです。入社して10年近く。会社では後輩もいて「できない自分はご法度。できて当たり前」。
会社内だとそこそこできていると無意識に思ってしまっていたんだと思います。でも外にでてまだまだ全然できてないんだって思い知らされました。

「なんて自分ってできない人間なんだ」って、何度もうちひしがれて、ちょっと精神的にしんどい時もありました。心に負荷かかっているなって。自分の中でショッキングではあったし辛かったです。でもそういうときこそ成長できている時なんだろうなって、最終セッションの時に振り返ることができました。

そうやって気付けたことこそが、自分との素敵な出会いだったと思っています。

テリトリーの外に広がる世界を見てみたい

【Q:会社に持ち帰って、具体的にできることって何かありますか?】

自分だけの世界で満足するのではなく、会社の外、自分のテリトリーの外に広がる世界を見てみたいと思うようになりました。例えば、普段は徳島の営業所にいるけど、他拠点の方とあまり話すことがなくて。でもきっと自社の中にも素敵な人っているだろうから、そういう人に出会ってみたいな。人と話してつながりを作っていけば仕事自体をもっと楽しめると思うんです。

今回のDAISでのチームのように、たくさんコミュニケーションをとって、社内でも「助けて」ってお互いに言える関係を作っていきたい。同じ会社なのに他の拠点の人と交流がないのはもったいないと思いました。

【Q:外の世界に対する見方の変化感】

私の場合、この人は、どんな考えを持っているのかな?という入り口から、もっと知りたいっていう欲がでてきました。他にも答申テーマの子ども食堂のことだったり、参加していた会社のことだったり、いろいろ興味を持てるようになりました。

もっと視野を広くしたいです。そこからさらに広げていきたいと思います。

【Q:人の考え方とか、自分の価値観に興味をもったのですね。】

自分自身、意外とそういう人間だったんだって、今回初めて気づいたんです!今までは、人のバックグラウンドやどういう考え方をする人なのか気にするタイプだと思ってなかったんです。私は学生時代は理系の研究をしていて、白黒をはっきりさせたり、答えがあることが好きだった。でも周りの人の考え方とか価値観に興味が持てる自分を発見しました。

いろんな人に挑戦してほしい!

【Q:最後に、これから参加する人、参加を悩んでいる人にメッセージをお願いします。】

私は本当にいい経験ができました。つらい経験も含めて自分の成長につながる「かけがえのない経験」をさせてもらったと思っています。だから参加してほしい!もちろん、合う人合わない人いると思うんです。でもちょっとでも気になったり、今の自分を変えてきたいとか、マンネリ化してきたなっていう気持ちがある人には全力でおススメしたい!

ぜひいろんな人に挑戦してほしいです!


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