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#045 なぜ夫婦間で育児への温度差ができるのか

ここ最近、よく子どもへの関心度というか、注目度というか、『カワイイ!と感じる度合い』が夫婦間で温度差がはげしく、気になっていたりします。

他の家もそうなのでしょうか。ちなみに、私の両親もそうでしたが、母親は子どもが大好きで何かと構う、一方で父親は遠くから子どもを見守る、という構図になりがちで、よく母親が愚痴っていました。そこで私は

『こんな父親はありえない、こんな親父にはなりたくない!』

と子ども心に思ったものですが、恐ろしいことに、着々とその親父と同じ道を自ら歩みはじめております。そして、妻に

『子どもに興味ないでしょ』

といわれる度に、あるべき姿と現実の姿に自己矛盾を感じて死にたくなります。ただ、最近妻からこの記事をみせられてなるほどそうかと、割と腹落ちしました。

何かというと、オキシトシンといわれる、”子どもカワイイ度”を司るバロメーターが脳内に存在することが書かれています。そして、これは子どもとの接触時や、出産などのイベントなどに応じて脳内に放出されるとのこと。

確かにお産したり、おっぱいあげたり、育休中に接したりと、どう考えてもオキシトシンの量に圧倒的差があるのは日を見るよりも明らかでした。そしてまた、上記の記事の中にあった下記内容になるほどと感じました。

『”子どもはカワイイ”と言わなければいけないという世間の暗黙のルールがあるのではないか。それによって、良いパパ像を演出するのが無難という空気感があるのではないか』

そうです。男性においては、子どもがめちゃくちゃカワイイと思っていようがいまいが、とりあえず外では”めっちゃカワイイ!”といっておくのが父親のエチケットになっているのではないかという考察です。

そのため気づきが3点あります。

・子どもへのカワイイ度(オキシトシンの量)は夫婦差があること
・上記は接点数/接点時間によって影響されること
・同じテンションでカワイイと言わないといけない暗黙の雰囲気があること

これで整理されました。特に

『なぜ、俺はかつての父親のようになってしまったのか。これは遺伝だ。もうあぁなるほかないんだ。そうならないと思っていたのに…人生終わった…』

みたいな自己矛盾の回路に入っていた誤解も解けてスッキリしました。

とはいえ、現状としては、カワイイ度・関与度に夫婦差があるのは好ましい状況ではないので、この現状は重く受け止めたいと思います。

子どもがカワイイと思うのは、日々育児に参画しているかどうかの結果だと思うので、現状に絶望せずに、まずはコツコツと育児に参画してオキシトシンポイントを稼いでいこうかと思います。

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