#071 夫婦で散歩のススメ
さて、最近は夫婦で散歩することが増えたのですが、散歩をする中で気づきがあったので備忘録としてまとめます。
▼散歩するに至った背景
今年に入ってからよく身体を痛めます。先日はテーブルを運んだだけで筋を痛めました。30過ぎてからの自分の筋力・体力の低下ぶりにただただ驚愕しています。
以前、会社の先輩からこんなことを言われました。
「30過ぎてからは免疫力下げないために冷たいものは飲むな」
これを聞いたのは20代でバリバリと営業していた時なので、“いやいや、それは40くらいで考えることでしょ”と軽くあしらっていたら、このザマです。
年に40度の熱を5回出すというのは、生まれて初めてでした。体力不足以外にも環境変化にストレス耐性がおいつけなかったという側面もありますが、少なからず気力だけじゃ勝負できない状況になりました。
今になって先輩のこの助言が身に染みます。。人間というのは30になったら退化する生き物なのでしょう。
この記事の中にも30から段々と自然劣化するような類の内容が含まれていますが、日常的に筋力・体力低下を防ぐ何かをせねばと思ったのが背景です。日常的に筋力・体力低下を防ぐ何かをせねばと思ったわけです。
▼なぜ散歩なのか
まず、”よし運動しよう！“と思った時、真っ先におもいつくこと。それは何か？
「とりあえず、ジムに通おう！」
これです。
実際に一人暮らしの時は毎週ジムも通っておりました。また、結婚しても子供ができる前は隔週くらいでいっていたりしました。そのため、ジムに通うということは身近ではあります。
ただ、最近になると以前のようになぜか続かないのです。つまり、習慣化できていません。これはなぜか？
考えた結果、大きく2点だと気づきました。
☑︎所用時間を組み込めない
☑︎心理的にめんどくさい
まず、前者は時間の優先順位の問題です。
近場のジムは24時間経営ではなく、平日深夜にいけないため、通うなら週末です。ただ、週末はごはんを作ったり、朝から夜まで夫婦で家の掃除やら家事やら育児やらどちらかのイベントがあれば終日子守やらで行けません。
唯一、自由時間として確実に使えるのは娘のお昼寝時間になります。ただ、この時間は、勉強に時間をあてたいため、実質的に毎週定期的に組み込める枠がないのが現状です。
そして、後者はモチベーションの問題です。
端的にいってしまえば面倒くさいと感じるのです。何が面倒くさいかというと以下のジムにいく際の一連の工程がめんどくさく感じるのです。
＜ジムに通う際の工程＞
STEP1 スポーツウェアに着替える
STEP2 運動靴やシャワー用のセットを準備する
STEP3 ジムまで走って行く
STEP4 ジムで受付をする
STEP5 ジムでトレーニングする
STEP6 ジムでシャワーを浴びる
STEP7 普段着に着替える
STEP8 歩いて帰ってくる
STEP9 運動靴やウェアなどを片す
STEP10 汚れた下着を洗う
工程にして10です。これがめんどくさすぎるため、気持ちが途絶えます。理想的には以下の工程だけで実現したいのです。
＜目指したいこと＞
STEP1 思いたったその場で運動する
STEP2 必要に応じてシャワー浴びる
STEP3 次やるべきことをやる
思い立ったらすぐにやる、ということを実現するためには…？と考えた結果、「散歩」などが有力候補になるわけです。
▼散歩の意外な効用
子供がいる夫婦においては、散歩を強くオススメします。実はやってみて思った効用が2つあります。
①子供を引き連れながら運動ができる
②コミュニケーション量が増える
……
「あたりまえじゃねぇか！」
と思われると思いますが、侮るなかれ、これを両方実現するのって意外とないのです。
前者は、「散歩じゃ運動にならないのでは？」という疑問がうかんだのですが調べてみると、必要な運動の強度って実は散歩でもまかなえたりすることがわかってきます。
また後者は、我が家のように共働きフルタイムになると、家族経営において非常に重要です。
朝に育児して遅く出て夜遅くに帰る私と、朝は早く出てお迎えから寝かしつけまでやる妻という働き方をしているため、平日の会話量が少なく、コミュニケーション量の少なさによるすれ違いやストレスというのは割と多めです。
そのため、週末の会話量が非常に大事なわけですが、その点、散歩においては娘も連れて夫婦・家族でゆっくり話をしながら適度な運動ができる点は評価されるべきです。
これは大発見だ！！
と思って休日にあたりをみたら、わりかし似たような子連れ夫婦が多いことに気づきます。なるほど、実はこれはみな当たり前のようにやるものだったのですね。
結婚して子供もできるとどうしても時間的制約は強まりますが、目的に照らし合わせて知恵を振り絞れば、いろいろと打ち手はありそうです。歳をとりながらも意識的に成長するというのも中々面白いですね。
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