#073 オンライン飲み会の不思議体験
さて、コロナの騒ぎからリモートが叫ばれますが、やってみました。
噂のオンライン飲み会。割と気づきがあったので忘れぬうちにまとめます。
▼オンライン飲み会の実施背景
そもそもこの時期はビジネスでもプライベートでも歓送迎会的なものがあったりと飲み会シーズンだと思います。
かくいう私も3月末に以前一緒に働いていた仲間と「年度末に久しぶりに近況報告をしよう!」と話をして盛り上がっていたわけです。
少し本題から外れますが、個人的に会社の内情を知る社外の人との情報交換は非常に価値があると思っております。
普段仕入れられない情報を自分の立場に合う形で噛み砕いて教えてもらえるため、下記のようなメリットがあります。
と、話はそれましたが、世界中どこもでしょうが、不要不急の外出禁止令が出た今、それができないわけです。
そんな途方にくれた時に思うわけです。
『オンライン飲み会があるじゃないか…!』
と、いうことで、どんなもんかを探るために何度か、実験的に試みてみました。
▼オンライン飲み会の準備
まず今回、オンライン飲み会で使用したツールはこれらです。
Skypeは重いので最初から選択肢になく、真っ先におもいつくのはこれです。回線が軽く同時接続も難なくこなし、スマホでもすこぶる安定しています。
ただ、無料プランだと40分でブツっときれてしまうので、”参加者で有料アカウントをもっている人がいれば“これだと思います。
そこで、アカウントを誰も持っていないときの第3のサービスはないかということも模索した結果、いきついたのがこれです。
ブラウザ完結のチャットサービスです。
3人での飲み会をした時に利用しましたが、その程度の少人数であれば大きな遅延なく問題なく使えました。(ただ、ZOOMほどは軽くないのかな?)URLさえ共有しておけば、iPhoneでもiPadでもPCでもなんでもこいです。
▼オンライン飲み会の効用
そして、実際にやってみて結果的にどうだったかというと、個人的に『満足』です!!
やってみて思ったメリットは3点
①コストカットされる
②場所に依存しない
③新たな飲み会体験ができる
1点目は言わずもがなです。
好きなものを好きなだけ自分で調達すればよいので、家の中に余っている酒とおつまみ・お菓子がもしも残っていれば”0円飲み会“が実現できます。
2点目も直感的にわかる効用です。
飲む場所自体を自宅やその近くで開催できるので移動コストがないので、終わったあとに電車に揺られて帰ることなく、“そのまま寝室にGO!”といった形で気持ちいい気分のまま眠りに入れます。
そして、場所依存の脱却で見逃せないもう一つの側面は“全国をつなげられる”ということですね。これは普段会えない人(私の場合は全国に散らばる同期など)とサクッとつなげられるというのはリアルではできないことだと思います。
そして、3点目、これは意外な効用でした。
なにかというとiPadやPCを前にして「酒飲み×ネットサーフィン×対話」という“不思議な体験”が出来ます。
例えば、こんな話の流れができたりします。
1. 乾杯後に雑談をぺちゃくちゃ話す
2. 気になったことをその場で検索しながら話す
3. 見つけたネタを都度共有し次の話題になる
これを繰り返すと、酒で酔っ払ったテンションもあいまってなんともいえない高揚感と共に普段思いつかないアイディアが出たりします。
(酔っ払っているのでメモることを忘れないようにします)
と、こんな感じでリアルの飲み会をコスパよく置き換えるのではなく、別体験ができるという価値がある気がします。
▼オンライン飲み会の注意点
ただ、ここまで良いことばかり書きましたが、一方でやはりデメリットもある気がします。個人的に、それはなにかというと
同じ空間にいる空気感を醸成しづらい
かなり抽象的ですが、やはり雰囲気ある居酒屋でサシで飲んだりするときに感じるなんともいえない高揚感を得るのは難しいです。そのため、以下のシーンではやはりアナログが良いのだろうなと思います。
・本音トークで距離をつめてチームビルドする
・射止めたい異性に迫る/デートする
・ワイワイ皆でパーティーをする
当たり前ですが、ケースバイケースです。ただ、今までの固定概念としてあった
飲み会=対面じゃなきゃ意味ない
というのは払拭しないといけないと感じました。
特に子供が生まれてから妻も含め、身動きがとりにくくなっているので、こういった手段は有効な気がします(子供のいる同期は親子参加などもあったりしましたし)。目的に応じて使い分けるのもよいかなーと思いました。
コロナでネガティブな報道ばかりですが、こういう時だからこそ、今までとは違ったやり方を実践してみて、考え方や視点を変えてアップデートするタイミングなのではないかなと思います。
ここまでご覧頂き誠にありがとうございます!今後も誰かのためになるような小ネタや気づきを発信し続けたいと思いますので、スキでもコメントでもフォローでもリアクション頂けると死ぬほど嬉しいです🙇♂️🙇♂️