エンドユーザが求めるWebサイト

僕はWebサイトを作るのが仕事です。
もちろんサイトを作ってほしいという依頼があって制作しています。
なので依頼主の方がお客様になるわけですが、実際にWebサイトを見るのは顔の見えない何千、何万人という人です。

飲食店とかだと来店されるお客様に対して美味しい料理やお酒を提供しそれに対してお金を払います。
僕たちがやっている仕事は飲食店で言えば、「若い女性が入りやすい店づくりを提案する」「シニア層にも分かりやすいシンプルなメニュー構成にする」という感じで、どのようにすればお客様に来ていただけるかを考えてそのサービスを提供することです。

Webサイトには必ず目的が存在します。
その目的を達成するにはまずサイトに訪問してもらうこと、そしてユーザが求めている情報を得られるサイトの設計をし、目的に繋げる導線を確保することが重要になります。
よく耳にする方もいるかもしれませんが、WebサイトにおけるSEOやUIという用語は簡単に言えばそういうことです。

なので一番困るのが、「サイトがないとカッコ付かないからなんか適当に作って」とか「こんな感じでカッコいいデザインのサイトを作って」という依頼を受けるときです。
無茶苦茶カッコいいサイト、すごいアニメーションのサイトはたくさんありますが、なんとなくカッコよく作って出来たサイトではありません。
そのアニメーションや斬新なデザインには意味があります。
見る人のことを考えたサイトにしないと目的を見失います。

この業界のトップを走っている方たちは、依頼された方の要望にも答えながら見る人のことを考えてサイトを作ることに加え、斬新なデザインやカッコいいアニメーションでサイトの魅力を倍増させています。
僕たちはまだまだ足元にも及びませんが、そのようなサイト作りを目指しています。