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コーディングとデザインセンス

先日こんなnoteを書いた

今回は、この逆パターンはどうだろうって考えてみた。
つまり、コーディングする人にデザインセンスは必要か?という事。

僕は相方以外の他のデザイナーさんと仕事をすることもある。
そんな時に他のコーダーさんの話とかをしていてよく話にあがるのが、
デザイン通りにコーディングが上がってこない
という意見。
このような悩みを持ってらっしゃるデザイナーさんは少なくないのかなと感じる。

実際、行間、文字間、要素ごとのマージン、フォントの選定、色々デザイナーのこだわりというものはあり、コーディングする上でその意図を汲み取ってコーディングする必要がある。

なぜここだけこんなに余白が空いているのか?
なぜここだけこんなに文字間開いているのか?
同じような繰り返しだと思ってコーディングしてたら急に斬新なレイアウトのデザインになってる...!!
そんな事がめんどくせーと思ってしまって、自分なりの解釈でコーディングしてしまう人も多いのかもしれない。

正直その辺ってデザインセンスが必要というよりは、デザイン通りに作っていれば問題にならない。
自分で言うと、ウェブサイトはデザイナーの意見を尊重するべきだと考えているので、どのようにしたらデザインを活かすことができるかということを意識している。

じゃあコーディングする上でセンスが本当に必要な時はどんなときか?
それは動きの部分かなと思う。

コーディングも出来るデザイナーさんだったら動きも自分で付けるからデザインの段階からそれを意識するんだろうけど、デザイナーとコーダーが分かれている場合、デザイン的な部分やクライアントの要望等でここはこんな動きがいいっていうのはあっても細かい部分はコーダー任せなことがほとんどだと思う。

本当はデザイン段階から動きの話もしてデザイナーと一緒に作り上げるのが理想なんだけど、僕のようにフリーランスの人はなかなかそうはいかない。
僕に依頼が来る頃にはもうデザインが出来上がっている事だって少なくない。

そういう時にデザインを意識してコーディング出来るかが問われる。

デザインを意識出来ない動きってどんなんなのか?

例えば、そんなに動きを必要としない、動き過ぎるとデザインの良さを損なう場面で無駄に動いたりとか、デザインを無視して、とにかく自分の技術力を前面に出したい、存在をアピールしたいみたいなサイトを見るとセンスがないなぁと思ってしまう。

もちろん、技術力とデザインが見事なサイトは沢山あるし、それが一番良い。

さっきも言ったように、自分はウェブサイトはデザイン重視だと考えているのでそう思うのかもしれない。
そういったセンスを磨くのには優れたサイトをたくさん見て色々勉強するのが一番かなと思う。

最後に、僕が最近見て動きとデザインが見事だなぁと思った日本のサイトをいくつか挙げてみる。


FOURDIGIT Inc. Recruiting

最近見たWebサイトで自分の中で一番カッコいいと思ったサイト。
嫌味のないアニメーション、だけど技術力はめちゃめちゃ高いし、デザインも素敵!これこそセンスある動きだなぁって思う。

作られたのはご存知SHIFTBRAINさん。他にも動きのセンスという意味で自分が好きなのが
JAL STEAM SCHOOL
採用情報 | 株式会社リブセンス


Bullying and Behavior

こちらもいつも素晴らしいサイトを作ってらっしゃるGarden Eightさんが作られたサイト。
細かい部分のアニメーションとか、こだわっててほんと素敵すぎる。

他にも
FIL
とか、ページ遷移時のアニメーションも素敵。


TAO TAJIMA

インタラクティブなページで素敵なサイトを作られるhomunculusさんが作られたサイト。海外のアワードでも高い評価を得ている素晴らしいサイト。技術力の乏しい僕には凄すぎる..!!としか言えない....

他にも気持ちいいアニメーションのサイト
選ぶ『理由』のある野菜 村上農園のブロッコリー スプラウト
とかアニメーションのセンスが素晴らしい。


そんな感じで、トップクリエーターは確実にデザインセンスを持ち合わせているので自分も頑張っていきたい(←最後そこw

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