長良川鵜飼から里山ジビエまで、夏に行きたい【岐阜県】のツアー集めました!
いつもとちょっと違う場所へおでかけしたい! そんな気持ちが高まる夏。名古屋からも日帰りで気軽に行ける岐阜県で、非日常気分を味わえるプチトリップはいかが?
長良川鵜飼の船上お座敷遊びから、里山のジビエカレーサマーキャンプまで、ユニークなツアーが勢揃い。大ナゴヤツアーズで、大人の夏休みを楽しみましょう!
芭蕉もチャップリンも、鵜飼に感銘を受けた!?
一度は見てみたい! 1300年以上の伝統がある、長良川の鵜飼。実は、歴史上の有名人たちの鵜飼にまつわるエピソードもたくさんあるって、知っていますか?
鵜飼の技術をもつ人を「鵜匠」と名付けたのは、織田信長。武田信玄の使者が岐阜へ来たときにも、鵜飼を接待の場に使ったといわれています。
徳川家康も鵜飼を愛し、保護に努めたそう。家康は長良川で獲れたアユを使った鮎鮨をたいへん気に入ったようで、将軍家への献上品として江戸場で運ばせたのだとか!
「おもうしろうて やがてかなしき 鵜舟かな」——かの松尾芭蕉も、長良川の鵜飼に感銘を受け、鵜飼のおもしろさと同時に鵜舟が去ったあとの寂しさを俳句に残しています。
さらに、チャールズ・チャップリンは2度にわたって鵜飼見物に訪れ、「ワンダフル!」と絶賛したそうです。
【岐阜市】夏の宵の「船上お座敷遊び」ツアー
鵜飼の楽しみ方はいろいろ。船の上でのお食事はもちろん、芸者がもてなす「船遊び」を体験してみませんか? 伝統の鵜飼と遊宴文化とが融合した、岐阜が誇る極上の船上お座敷遊び。夏の夕暮れに、贅沢なツアーを開催します!
西日本で唯一、男芸者が在籍する岐阜花柳界。芸の達人・幇間喜久次が、舞妓とともに丁寧に「お座敷遊び」をレクチャーします。
暮れゆく長良川に提灯の灯が揺れ、三味線太鼓の音が美しく響く中、一子相伝、宮内庁式部職鵜匠による鵜飼がはじまります。狩下り、総絡みと篝火に照らされた幻想的な絵巻物のような風景とめくるめく船上体験は一生の思い出となるでしょう。
野生の味わい! 「ジビエ」は何語?
最近では、日本でもジビエ料理を食べられる店が増えましたが、そもそも「ジビエ」とはどういう意味か知っていますか?
ジビエ(gibier)とは、フランス語で狩猟で捕獲した野生鳥獣肉のこと。ヨーロッパでは貴族が伝統に楽しんできた食文化で、フランス料理においては高級食材として重宝されてきたのだそう。
日本の農村地域では、農作物を作っても野生鳥獣に食べられてしまうなどの深刻な被害があり、捕獲数も増加しています。そこで、野生鳥獣を地域資源としてとらえ、ジビエとして有効活用する取り組みが広がっているのです。
農林水産省でも、加工処理施設の整備、商品開発、販売・流通の経路の確立などジビエ利用を推進しています。
【郡上市】鹿肉解体からカレーを作るジビエツアー
夏の特別開催、サマーキャンプ! 郡上八幡で、ジビエを通して里山保全の活動を行う現役猟師の安田さんが案内するツアーへ。
自然の中にはどんな動物がいて、どんな野草や木の実があるのか。動物はどうやって獲るのか。獲った動物がどうやってお肉になり、どうやってごはんになるのか。日ごろ当たり前になってしまいがちな「食べる」ことを里山の猟師目線で体験します。
最後はみんなで夕食タイム! みんなで力を合わせてつくった鹿カレーをはじめとしたジビエ料理やおいしい地元野菜をいただきましょう。半日という短い時間ですが、昨日よりもごはんがずっとおいしく感じられるようになるはず。
岐阜県のローカル鉄道、4つ全部言える?
電車好きでなくとも、“ローカル鉄道の旅”と聞くとなんだかワクワクしますよね。岐阜県内には、4つのローカル鉄道が走っています。みなさんは全部知っていますか?
岐阜県大垣市から本巣市に至る「樽見鉄道」、長良川沿線を走る「長良川鉄道」、三重県桑名市から岐阜県揖斐川町までを結ぶ「養老鉄道」、東濃地域の高原地帯を南下する「明知鉄道」。
それぞれ、コロナ禍や人口減少の影響を受けながらも地域の足として運営を続け、観光列車も人気を集めています。
【本巣市】樽見鉄道で運転体験ツアー
今回は、国鉄樽見線の廃線を機に、第3セクターとして誕生した「樽見鉄道」をピックアップ!
ツアーでは、貨物で使用していた線路を利用して1人300mの運転体験、車庫や車両の見学を楽しめます。魅力的な運転士さん、地域の足としての想い、「なぜ樽見鉄道は雪に強いイメージなのか?」といった鉄道トークまで。ローカル線・樽見鉄道の愛おしさをぜひ感じてください。
「世界三大刃物産地」が岐阜県に!?
岐阜県関市は、800年以上の歴史をもつ“刃物のまち”。元重という刀祖が移り住み、刀剣鍛冶を始めたのが始まりだといわれています。関の刀は「折れず、曲がらず、よく切れる」として、多くの武将たちに愛用されたのだとか。
その後、時代の流れとともに、包丁や鎌など生活に必要な刃物もつくられるようになり、明治時代中頃には欧米から入ってきたポケットナイフの生産も始まりました。
現代では、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ「世界三大刃物産地」として知られています。関の刃物は、まさに世界に誇るブランドなんです!
【関市】ダマスカスペティナイフづくりツアー
1947年創業、岐阜県関市のガーバー・サカイは、ポケットナイフやアウトドアナイフを中心に製造する国内トップメーカーです。職人の匠の技とハイテク機器の先端技術で生み出されるナイフは、世界にも認められています。
ツアーでは、坂井社長にご案内いただきながら、世界に1つだけのダマスカスペティナイフをつくります。ダマスカスペティナイフの特徴は錆びにくく、鋭い切れ味が鋭く、そしてなんといっても幻想的な木目状の模様。
研磨、仕上げ、貴重な刃研ぎまで、工房で普段職人さんが使っている設備を使って挑戦しましょう!
大ナゴヤツアーズでは、岐阜県だけでなく、愛知県や三重県の知っているようで知らない魅力を体験できるツアーもたくさん揃えています。ぜひ、この夏の思い出をたくさん作ってください!
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