vol.4 心の声

4月から沖縄の大宜味村にきて1ヶ月半、両親の家でゆっくりとした日々を過ごすことができた。沖縄は梅雨入りをしてじめじめとしていたけれど、今朝は風が涼しい。肌がさらさらしていてとても気持ちがいい。

はぁ、よかった、よかった。東京を離れて大自然の中にいきたい。少しペースを落としてゆっくりと過ごしたい。長くいたい。そんな心の声を聴けて動けて本当によかったと思えた最終日。

1ヶ月以上も家を離れ東京の仕事を休むのは、どこか恐れが出てきたこともあった。もうそろそろ帰らなくていいの?仕事は?お金は大丈夫?そんなにのんびりしていいの?いくつもの囁きが聴こえた。

急かされる声に帰ろうかと偽の思いが出たけれど、その度に寄り添って確かめて。沖縄にきたのは?本当の望みは何だろう?

今回自然の中に身を置いて自分を癒したかった。ここ数年で気づけたことで、中途半端に残っていた破片を溶かしてあげたかった。とことん向き合いたかった。

要らない感情が涙とともに出て、自分に相手に素直になる勇気を。自分の可能性を信じること、信じきること。

やんばるの大自然に心ひらいて、きっとひらかされてたりもするかな?人間らしく色んな感情と出逢い、喜んで怒って泣いては大笑いして。色濃い時間だった。

最後に大きな大きな気づきがあった。この1年間ここに気づいて欲しくて、何度も同じようなテーマが繰り返し現れてくれていたのかと思った。私人間やってるなんて笑いながら、また脱皮して。やっぱり笑ってしまう。ありがとう。ありがとう。

今日は大好きなスーパーに行って、海沿いをドライブして、帰る準備だ。晴れていて嬉しい。ゆっくりゆっくり過ごそう。


Sari

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