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地域の行事 | 盆踊り

私は今年度から、娘が通っていた中学校の補導員をすることになった。

月一回、ミーティングがあり、地域の危険な場所や子供達の安全について意見交換をしたり、地域をパトロールする。

子供の話題になると、もう直ぐ夏休みであること。そして、地域の盆踊りのことについて色々と話が出た。


盆踊りって誰のため?

お盆の時期にお迎えしたご先祖様の霊をもてなし、一緒に過ごして送り出す行事です。夏のイベントの1つではありますが、ただの踊りではなく神聖な行事といえます。
盆踊りの由来は、仏教の「念仏踊り」だとされています。

日本語日和より、一部抜粋

他にも、地域での年代を越えて交流の場になっているのもあるようです。


そうして受け継がれてきた文化行事は、地域ごとに色々な特色を持って、行われている。

しかし、少子化が加速する現在、子供が少なくなっているため、盆踊りの規模を縮小したり、盆踊りそのものをやらない地域も出てきている。

盆踊りを開催するにしても、そのものを皆が歓迎しているかと言えば、「???」であることの方が多いかもしれない。


なぜなら、裏方で支える子供の保護者、特に役員に選ばれている母親の負担が大きい。私たちの地域では、子供会の役員に選ばれている母親が担当している。

ただでさえ、子供を育てる年代の母親は仕事をしながら家事や子供の世話をするのは当たり前。それにプラス盆踊りの準備をしていくのだから、容易に想像できる。

まだ、準備をすることはやれたとしても、一番厄介である、取り仕切るジジイの存在がネックだと感じる。

ジジイとは、年代でいうと、還暦前後からその上、子供からすると、おじいちゃん世代。
そして、昔からの地の人で、地域の歴史を一から十まで全て知っているような人。


役員となった母親達は、そのジジイとの関係性も大事にしながら準備を進めていかなくてはいけない。また、そのジジイが厄介なのだ…


お前のその行いを改めよ!



ハバを聞かせるジジイ

ジジイ、ジジイというが、私もジジイに頭を突っ込んでいるような年代、アラフィフである。

ジジイとは、スケベ、嫉妬深い、考えが古くアップデートできない、臭い、話が長いなど、女性からしたら、こんな人間には近寄りたくないと思う。ジジイのハシクレである、私もジジイは嫌だ。


冗談はさておき…


私の地域の母親の役員さんがやらなくてはいけない、変なシキタリを挙げると…

・母親の役員は、町内会の3役(会長とか)へ接待でランチをしたり、一緒に祭りで使う備品の買い物をしにいかなくてはいけない。

・盆踊りでボランティアのジジイのグループへ差し入れとして、ビール1ケースを贈ること。ビールの銘柄の指定あり。

・盆踊り後にお疲れ様会として、役員やボランティへ助六を配布する。その時に、ちゃんと声掛けをしないと怒られる。


他の地域では…

・盆踊りのアンケートをとったら、盆踊り中、役員や係のジジイ達が酒を飲み、酔っ払っている様子が嫌だ。


ジジイはこんな風に落ち込みません!



ジジイの気持ちはジジイにしかわからない

はっきり言って、ジジイには母親達の気持ちは理解できないです。

年に一回のことだから、それぐらいはやろうよ。
子供のためにも、やろうよ。

母親達の声は、ジジイにとっては根本的に何が問題であるのかは理解できないでしょう。

なぜ女性が、ここでは役員となった母親の年代の方達がジジイが嫌かというと、今までの経験でジジイに嫌な思いをさせられてきたからに他ならない。

30〜40代の子育て世代の母親たちは、学生から社会人になった時に、ジジイの仕打ちが酷かった世代だ。
入社した当時に一回り年上、それ以上のジジイに好き放題やられた人も少なくないはず。男尊女卑、セクハラ、パワハラなんて当たり前の時代であっただろう。

その頃にジジイは嫌い、敵であるなんて、自分に刷り込まれたら、それは一生かかっても拭えないトラウマとなる。


例え年1回の行事であっても、ジジイとは関わりを持ちたくない。あんな威張り腐った人と関わりたくないと思うのである。


ジジイもボランティアなら、黙ってやればよい。しかし、役員の母親の考えややることにイチイチ文句を垂れることをしていては、子供と同じである。



一番話を聞きたくない人…



さいごに

今まで続けてきたから、これからも同じように続けることなんてありえない。

私の地域では、子供会の役員決めが罰ゲームのようになっている。

そこまでするなら辞めれば良いのだが、日本人は辞めることが下手くそなのだ。

続けることも大変。
辞めることも大変。

結局は誰も責任を負いたくない他責思考であり、自分で考えることをサボってきたツケでもある。

そもそもその原因のひとつは教育にある。
先生の言うことを聞かないとダメ。
時間を守らないとダメ。
持ち物はこれを持ってこないとダメ。
授業は座って聞かないとダメ。
体操服は、制服はこれじゃないとダメ。

ダメダメ思考がダメな人間を育てているとも言える。


これを記述している私自身も他責思考になっているのは否めない。

この先も同じことを繰り返していくのか?


これからどうするか?

そんな問いを常に自分に投げかけていきたいと思うばかりです。


盆踊りから最後は教育へ話が飛びましたが、皆さんの地域で素晴らしい盆踊りが開催されることを願い祈っております。



やっぱりジジイは嫌だ



今日のしつもん



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離婚伝説/愛が一層メロウ


ギターサウンド最高です👍


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