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麗江の束河古城で見た撮影ビジネス 【中国雲南省旅行記①】#6

今回は中国の雲南省に来ております。
省都の昆明から大理〜麗江〜シャングリラの3都市を巡る一人旅。
当時はまだサラリーマンだった2017年のゴールデンウィークの旅行記。

今回はTripAdviserで見つけた沙渓鎮という古い村で一泊したあと
に立ち寄った石宝山から麗江(リージャン)に来ました。


麗江(リージャン)

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麗江古城はかつて少数民族のナシ族の王都であり、現在でもナシ族の人々が多く居住している。またナシ族のほかにリス族、プミ族、ペー族、イ族が居住し、漢族より少数民族人口の多い地域となっている。1996年の大地震で大きな被害を受けたが、翌年の古城区の麗江古城の旧市街の世界遺産への登録などを契機に復興が進められた。4年ほどで地震被害はほぼ修復されたうえ、古すぎた建物も修復された。その後の人気化とともに以前は旧市街ではなく、近代的な建物があった場所まで旧市街と同様の建物が建てられ、「旧市街」の範囲が広がりつつある。


今回、大理古城があまりに観光地化されており、麗江はもっと規模が大きく、観光地化されてるぞ!ともれなく外国人の評判の悪かったので(by Tripadviser)、
速攻でプランBに変え、麗江古城には泊まらずに今回の束河古城に変更した。

上海の田子坊とか朱家角鎮、重慶の磁器口とか、中国の古城って大抵テーマパーク化されちゃって、イマイチ面白みに欠けるので、直感的にあ、ダメだ。と悟った。
とはいえ、1泊しかしないならどこでも一緒だけど。


束河古鎮

ドライバーは、麗江には1日泊まって、そのあと虎跳峡(Tiger Leap Gorge)に行くと伝えておいたので、もしドライバーが必要なら連絡をくれとのことで、電話番号をもらっておいた。
こう言う時にwechatを持ってると、直接連絡することができる。
が、今回の人はガラケーだったけどね。

麗江の宿は束河古鎮の外れ。古鎮から歩いて5分くらいのところ。
ホテルのスタッフも感じが良くて、部屋も中庭に面したいい感じな宿だった。

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↑ホテルの前の道 まだ開発されてない


とりあえず、早速古鎮を散策してみる。大理に比べると確かに地味な感じはあるけど、綺麗に整備されている。観光地っぽくはあるけど、わちゃわちゃした感じはないので落ち着いて歩ける。

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↑麗江に比べると馬率が高いとのこと(💩もね)

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↑水路が縦横無尽に流れている 明日行く玉龍雪山からの水

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↑足を進めていくと結構賑わってるところは賑わっている。

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↑雲南名物 じゃがいも(チップス・丸焼き・シューストリング揚げ)
 このじゃがいもの細切りを丸めたり、お好み焼きみたいにして売ってるやつが超美味い!これに花椒をかけて食べるのがサイコー!あー食べたい❤️

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↑太鼓屋さんがいっぱいあって 体験教室みたいのもやってた
 なぜかレゲエ調のおにいさんおねえさん率が高かったw

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↑水車があったり

この時にはすでに、レストランや、スイーツ屋、茶店、民族衣装、太鼓屋さんなど、似たような店が出店していて、地元の人によって営まれてる感じは希薄でした。

聞くところによると、地震のあと、スイスの大学などの力を借りて、再建したらしいけど、2017年の時点で結構な観光地風にはなっていた。

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↑呼び込みのおねえさん(人種については下記参照)

水路沿いのいい感じな席を取ってご飯食べて飲んでたら、おもむろに「席をどいてくれ」と。観察していたら、中国人お約束の撮影会が始まる。

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これ東南アジアとか世界中の観光地で見受けられるんだけど、中国独特のニュービジネス。現地のフォトジェニックな場所で記念撮影を撮る、というヤツ。
ちゃんとしたクルー(ディレクター・カメラマン・ライト・スタイリスト・ヘアメイク)付きの本格的な撮影。
でもこれ、撮影許可もなく、いきなりゲリラで行うもんだから、ものすごい迷惑なんだよね。ほんの5分10分ならかわいげがあるけど、30分とか陣取ったりされて、結構いろんな観光地で問題になってますよね。
以前、花見の時期に新宿御苑でやろうとしてて追い出されてるの見たけど、ザマーって感じだったw(東京の公園は撮影には許可が必要)


古城観光終わり!

夜になってきたら、いろんなお店が大きなスピーカーで中国版EDMを競うように大音量でかけ始める。どうせうるさいのならカラオケバーみたいのあったら入りたいなーと思ったけど、KTV(カラオケボックス)しかないのでもういっか、と。

風情も💩もあったもんじゃない。

つうことで、帰る。

麗江古城はもっとテーマパーク化してるということなので、もう見に行く必要はないかな、と判断し、明日は郊外にある雪山「玉龍雪山(Jade Dragon Snow Montain)」を見に行くことにする。ホテルの人に明日のドライバーを依頼しておく。朝7時に迎えにくるとのこと。


↑昼間はこんな感じにゆったりとしてよかったのに…


働く人の人種の違い
何店か観察したらわかったのが、店は大抵、現地の少数民族がその衣装を来て呼び込みとして働いている一方、店内を切り盛り(経営含め)してるのは漢民族、という法則が見て取れました。これはウイグルやこのあと行く、シャングリラでも共通していました。


つづく



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