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バイロンベイの誰もいない海【オーストラリア旅行記】#9

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この日はブリスベンから160キロほど南のバイロンベイに向かいます。日本でも有名なゴールドコーストやサーファーズパラダイスのちょっと南にある、今オーストラリアのワカモノに人気の街!リゾートタウンというよりは街全体がスローライフとかエコライフを目指してる感じで、雰囲気的には、日本で言うと葉山みたいな感じかな。


バイロンベイ・イージー・バス
ブリスベンに長くいるより早めにバイロンベイに行ってゆっくりすることにしたので9時出発のバスを予約。出発はRoma Streetというところ。
8時には部屋を出て、一般のバスで向かう。

ブリスベン⇄ゴールドコースト⇄バイロンベイ⇄バリナ空港 シャトル
Byron Easy Busで予約しました。それぞれ空港と街中で乗車と降車ができます。
値段はそれぞれ違うけど、ブリスベン〜バイロンベイまでは45ドルくらいでした(3400円)。追加料金で指定の住所で下ろしてもくれるので、詳しくはサイト確認。

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で、バイロンベイ行きの主なバスが出発するバスターミナル(コーチターミナル)が、駅を挟んで反対側にありそっちに向かってしまった。
ところが、止まってるバスがグレイハウンドとか長距離っぽいのばっかり。
スタッフに聞いたら、ここで間違いないとのこと。
でも予約したバスの写真と全然違うし、ほんとかなーと思いつつしばらく待つ。

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9:10分発や9:30発のはもういるのに、8:50分になっても9:00発の自分のバスはこない。ちょっとこれどうなのー?と思い、もう一回聞いてみる。
どこの会社?って聞かれわかんないけどもっと小さいバス。って答えたら、あ、そういうのはこのターミナルにはこない。って言われ。よーくよーくメールを見たらRoma Street Bus Stop(ひと言もターミナルって書いてない!)とあり、それってさっきここにくるときに降りたバス停のことだった。つまりそのバス停で降りたあとそのまま待ってればよかったということだった。
大慌てで戻る。もう9時になってる〜〜〜〜〜! 


バス停についたら3人ほどラゲージ持った人が待っていて、バイロンベイ?ときいたらうなづいた。ほっっっっっ。
こういうとき時間に遅れてくれる国は助かるww。なんのことはない。さらに10分くらいしたらインターネットの写真通りの車が来て(バスじゃない)、無事、間に合った。

乗客は5人くらいだったかな。今回の運転手はテンション低かったw
高速を通り、ゴールドコースト空港で何人かおり、人を乗せる。その間、ちょっとコーヒーを買いに降りたんだけど、なんかいる人種が結構びっくりしちゃって。でーーーっかいサングラスした真っ黒に日焼けしてガリガリの金持ちそうな白人の女の人がいたり、ピンクのセットアップのスウェット着てる人がいたり、とにかくケバい人に目がいってしまうww
今までダーウィン〜アリスは、オーストラリア人でもなかなか行かないらしいし、なんならもう別の国と言っても過言ではないくらいのとこだった。アボリジニもいたし。その次のブリスベンは普通に都会でアボリジニもほとんど見かけなかったし、さらにこういう感じの人種はみれなかったので。ちょっとびっくりしてしまったと同時に、うわー、いよいよ別のオーストラリアに突入し始めたな〜!と実感が湧いてきた。


バイロンベイ到着!
それから海沿いを南下して、バイロンベイに到着。
ここは打って変わって、外を見ると、ワカモノ、ワカモノ、ワカモノ。
サーフボード積んだビーチクルーザー乗ってるイケメンとか、ビキニの女の子とか、ヘンプのお店とか、ギター弾いてる髭ボーボーのアニキとか、もろビーチタウンって感じ。

実は事前にいろいろ聞いたり調べたりして、バイロンベイのど真ん中には泊まらずに、ちょっと下の方のタロウビーチというところにエアビーを取った。なんというかバイロンベイは日本で言うと伊豆白浜みたいな感じかなと思ってw。お洒落なところとか、オーストラリアの「今」を味わいたかったら、断然おすすめなんだけど、自分はちょっと、チルしたかったので、あえて外しました。

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ショッキング&とんだ赤っ恥!
でシャトルを降り、さっそく旅行案内所で物色。今日か明日、初心者ダイビングに参加してみようと思ったのと、レンタルサイクルを借りようかと。そこでダイビングは明日参加することにして、手続きのためパスポートを渡したら、
「え、君、何歳!?!?!」
とビックリされ、どうやら、なんと、年齢制限に引っかかるとのこと😭
もちろん上限の方でね。

ショックすぎる!! 
しかもちょっとした赤っ恥!!!

ほんと、これ読んでる若い人に言いたい。若いうちになんでもやっておけ、と。

しょうがないのでシュノーケリングに格下げしてもらい、意気消沈した俺は自転車も借りず、ランチすることに。その間スタッフが声かけてきて、「ヒロシマは美しい街ね。あんな復活を遂げたのは奇跡よ。」と言っていた。自分もそう思う。他にもおすすめの日本の料理屋を紹介してくれた。
ありがとう。そんなに意気消沈してる感じだったかな?w


気を取り直してバイロンベイ散策
降りた界隈がバイロンベイの中心で、オシャレなお店はそこかしこにある。もはやサーファーの街ではなく、“ヒップスター”の街になっているようで、そこここに「Love&Peace」「Vegan」「Be Nice to Earth」とか看板とかキャッチコピーがかかっている。歩いてる人ものーーんびり自分のスタイルを楽しんでるのかな。いい感じな雰囲気。
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BAY LEAF CAFE

ランチは見た目も可愛いBAY LEAF CAFEに入った。というかこのレベルのお店がいーーーーっぱいあります。水は自分で汲みに行くスタイル(富士そばスタイル)。斬新(でもオーストラリアは割とこのスタイルが多いことがあとでわかった)

しばらく道歩く人見たり、周りの人の会話盗み聞きしたりして過ごして、エアビーの宿に移動。普通に公共バスで行けそうなので、バスで行く。サフォークパークという場所。そうそうオーストラリアのバスはVISA TOUCHで乗れます。前にも説明したけど、海外ではVISA TOUCHかAMEXだとスイカみたいにタッチするだけで決済が終わるので非常ーーーに便利。最近日本でも使える店増えてきたからスイッチするのおすすめしまーす。ただし、手数料が2〜5%とか取られるみたい。

バイロンベイのエアビー
エアビーは海近くにある低層コンドミニアム。近隣にはなにもなさそうだけど、地元の人みたいに静かに過ごしたかったので、パ〜〜〜〜フェクトロケーション! エアビーのチェックインの手順もとてもわかりやすく、スムーズにチェックインできました。部屋もいい感じ。大きなリビングに手頃なベッドルームのあるお部屋。エアコンとWifiがないけど、海近なのにリーズナブルなのでここにした。エアコンは全然必要なさそう。

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エアビーの物件に関しては別アルバムで詳しくレポートしますので、興味のある方はそっちを見てね!


タロウズビーチへ!
ホストが提供する近隣ガイドをみて、さっそく近所を散策!
まずは専用出入口から出れるタロウズビーチへ!
厳密にはビーチには面してないけど、徒歩5分くらいで、ビーチには近隣の住民しかいない感じ!
これよ!これを待ってた〜ん!

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↑アパート敷地内の池

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↑海へ行く専用道

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ビーチは犬が入れるエリアと入れないエリアに分かれている。こんな広いビーチに数組しかいない。木の棒を投げては取ってを繰り返し続ける女の人とワンチャン。大型犬と波打ち際で遊ぶ男性。一人で日焼けしてる人とか。サーフィンしてる人もいる。
ナナ(犬)が恋しい! 元気にしてるみたいだけど。

一時期住んでいた九十九里浜にそっくり。こういう寂れた感じのビーチが1番好きだなー。
うわーーさいこーーー。

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↑犬禁止エリアとオッケーエリアが分かれてる

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↑おもちゃ投げてもらうの待ってるやつ(あーんかわいい)

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タイトルの誰もいないと言うのは誇大でした。すいません。w
でも我々日本人にとっては「誰もいない」も同然ですよねw


ビーサンで歩いてると、大型犬散歩してる人やサーフィン帰りの人とすれ違う。驚くのが、みんな笑顔で微笑みかけるか、「ハイ!」って言ってくる。これ、今まで訪れた街であんまなかったから、ちょっと驚いた。驚いたし、すごい嬉しい。

俺が日本で今住んでる界隈は高齢者地域ってのもあるけど、結構知らない人に話しかけるの普通なのですよ。まあ自分の場合は犬の散歩してるからってのもあるけど、ほんとみんなよく喋る。自分もそれを求めて引っ越してきたってのがあって、基本的に好きみたい。だからこういうの本当に嬉しい。

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↑サフォークパークの街並み(真ん中にサーファー写ってますね)


サフォークパークという小さな街
しばらく日焼けして、近隣を散策してスーパーへ。そこはちょっとしたモールになっていた。そこで酒も買って部屋に戻る。

田舎のモールってのは真ん中に駐車場があってそれを囲むように、スーパー・酒屋・パン屋・花屋・床屋・銀行・レストラン・バーなんかが固まってるところ。イオンモールみたいな巨大なやつじゃないです!

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↑近所のパン屋でさえ、可愛らしい店構え


部屋では、ゲイアプリ立ち上げたらしばらくして何人かメッセージがきた。ここら辺に住んでる方かあ。ちょっと知り合ってみたいかも。とは思いつつ結局誰も会うまでにはいたらず。

ただ、このサフォークパークのすぐ南にBroken Headという岬があって、そこから降りていくビーチがあり、どうやらそこの一画がゲイビーチらしい。しかもすっぽんぽん系らしく、その筋の人には有名とのこと。俺もそれ目当てなんだろ?とか言われた。(ちげーから!)

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つづく

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