物事には様々な側面がある
一回疑ってみよう
ようやく梅雨明けして暑い日が続いたり、かと思ったら大雨で大変になったり、個人的に色々なタイミングが重なって家にいる時間が多くなったので、自動的に僕が洗濯機を回す回数が格段に増えたこの頃。
そしてこれを書いている本日、体調を崩して子供が朝からベッドやらソファーで吐き散らかしてしまい、洗濯機が朝からずっと稼働しっぱなし。早く元気になりますように!🙏
さてその洗濯機、進化して昔よりも大型化かつ節水仕様になりましたし、いろいろ節約が捗りますね。いわゆるエコってやつでしょうか。もちろんいい事ですし、すごく便利で我が家も助かってます◎
ただ、この進化を別な視点で見てみると次の様に考えられます。
例えば大型化+節水というポイントで例題をあげると・・・
【問_1】
A : 5リットルの水
B : 10リットルの水
入っている水の量が違うAとB、2つのバケツがありました。この2つのバケツに100ccの墨汁と、白いTシャツを入れてかき混ぜました。さてAとBどちらのTシャツが黒く濃く染まったでしょうか?
答えはもちろん・・
【回答】
A
水と墨汁はこんなこと↓を表しています。
水 → 洗濯やすすぎの時の水量
墨汁 → 衣類から出た汚れや色
そしてここまで書いてきて何が言いたいのかと言うと、今の洗濯機は洗える量が増えて、且つ水の量は総合的に減ってとても便利になりました◎
【大型化】
→ 一度に沢山洗えていいね👍
【節水・高機能】
→ 水量が少なくて済むからいいね👍
【結果】
電気代も水道代も節約・エコになったからいいね👍👍👍
と、ここまで見ると進化はいいいことずくめで最高なんですが、視点を変えてみると・・・
【大型化】
→ 水の中に汚れ(色等)が沢山でるようになったよ❗️
【節水・高機能】
→ 洗濯機の中の水の汚れが高濃度化したよ❗️
【結果】
→ 洗濯物が黒ずみ易くなったよ❗️
ついこの間もtwitter界隈で話題になっていましたが、まさにこの黒ずみ問題です。
ちなみにこの黒ずみが起こることを専門用語で言うと再汚染や逆汚染って言います。
【再汚染・逆汚染】
衣類から出た汚れや色が水の中に溶け出し、その汚れた水によって再び他の衣類を汚してしまう現象
大型化は衣類を一度に沢山洗えるようにした分、比例して洗濯の時の水の中に汚れが沢山出ることになりました。そして大型化で且つ水量や洗剤の使用量を少なくすることは、水中の汚れが高濃度になり、いわゆる再汚染が起こる絶好の環境が整ったことになります。
忙しくて時間のない時や、一日に何回も洗濯をする方は、色や汚れ具合によって衣類を分けないと思います。我が家も同じく衣類は分けずに一気に洗ってしまいます。
1回では分かりづらいかもしれませんが、洗濯は何回も繰り返しますので気がついた頃には汚れが蓄積して、いつ間にか大切な衣類が黒ずんでいるということになり兼ねません。
〜再汚染を防ぐには?〜
<左:使用後 / 右 : 未使用>
ちなみにこの画像は洗濯の時に衣類と一緒にいれるだけで、液中の汚れや色を吸い取ってくれる特殊なシートです。我が家は白もの色柄物すべて一度に洗っていますので、どれだけ汚れと色が液中に出てしまっているのか一目瞭然ですよね。
だから洗濯で大切なことは
①衣類量に合わせた適量の洗剤を使用する
※多過ぎると衣類の残留しやすくなし、変色の原因となります。また少な過ぎても、汚れにあまり作用しません。
②すすぎは1回ではなく2回以上がオススメ
※「洗い」は、汚れを衣類から引き剥がす工程です。「すすぎ」はその汚れを洗い流す重要な工程です。
これだけでも再汚染をある程度防げますし、今の時期に多いニオイの問題も解決出来ると思います。
良く噛んでから飲みこむ癖をつける
前述は新しい洗濯機を批判している訳ではなく、すごく便利になったと思うんです。私もそれでとても助かっています。
でも便利になった事で起こる副作用もあると思っています。
ペットボトルの環境問題にしても、インターネット普及による誹謗中傷問題などにしても・・・
大切なのは物事をしっかりと多方面から捉えて、自分にとっての正解は何か?という観点をしっかりと持つ事ではないでしょうか?
特に情報が大量にあふれていると、考える癖が無くなり情報をそのまま受け取ってしまう傾向がありますから。
みなさんどうですか?
そんな世の中の早すぎる流れに洗濯をしながら、少し疑問を持った今日この頃でした。
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ちなみに再汚染を防ぐ特殊なシートはここで扱ってますので、使ったらこんなに洗濯の時の水って汚れているんだって思いますよ。
instagramで特殊シートの実験動画あげてます。
twitter公式 @daily_cleaners
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