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【1泊2日】伊良湖オーシャンリゾートで地平線を満喫する旅

【日常から抜け出したい】

 私たち夫婦は、20代の生粋の岐阜県民。何だか変わり映えしない毎日。最近、海を見ていない。広い太平洋が見たい。癒されたい。そうだ、海に行こう。
 というわけで、海があるところを旅行しようと決めた。どこの海に行こうか…と悩む必要はない。私には小学生の頃よく家族旅行で行った、とっておきの場所がある。愛知県の伊良湖だ。岐阜県民は、海といえばよく愛知県の内海や福井県に行く(ものすごい偏見)が、うちは何故か伊良湖でよく泳いだ。愛知県のつま先から眺める太平洋が見たい。懐かしいあの場所へ行くことした。

【ロビー】

 車でホテルに到着。豊橋あたりからは、ただひたすらに下道を運転するのだが、たまに海が見えたりいちごやメロンの看板があったりと、飽きない景色で楽しいドライブだった。
 ロビーに入ると、まず三角形の窓から見える景色に驚いた。そうそう、この景色が見たかったのだ…!ありがとう伊良湖…!
 フロントでチェックインをしたが、おじさまスタッフの優しい丁寧な対応で、もう大満足。地域クーポン4000円分をゲットし、使い方を教えてもらった。

駐車場からは見えない工夫がされてるんだね(小学生風)

【お部屋】

 今回、「和洋室」という部屋タイプを選んだ。なぜなら、
 ・夫は腰が痛くなるため、できればベッドがいい
 ・ゆっくり滞在するなら、ごろごろできる畳スペースが欲しい
 という条件があったからだ。また、部屋の写真を見た際、私がぜひこの集中カウンターで、海を眺めながら、朝のメイクをしたいと思ったからだ。

ベッドは喧嘩しないよう1人1つ
畳と集中カウンター


 部屋からの景色について。私は、ロビーから見ていた渥美半島の先端が、自分の部屋からも見えるものだと勝手に想像していたが、違っていた。全室オーシャンビューと書いてあったので、みんな同じ方向の海を眺めるのかと勝手に思っていたが、私たちは、渥美半島の先端ではなく、内陸の方向と海が見渡せるお部屋だった。最初は少し落胆したものの、海は十分眺められるので気になったのは最初だけだった。
 この日はくもりで、雲が濃くなったり薄くなったりして、海が見えたり見えなかったり。しかし、次の日は晴れ予報。綺麗な海は明日見ればいいわと思っていたため、この日はくもりの景色を楽しんだ。 

雲の中から海を眺めているような景色

【夕食】

 「シーサイド」という会場で、ビュッフェをいただく。ホテルが改装工事中だから海が見れない会場なのかと心配していたが、ちゃんと見れたので安心。
 目の前で作ってくれるお寿司や天ぷら、ステーキ(牛と豚)、魚介を使ったお惣菜など豊富なメニューがあり、何度も取りに行って、食べて、飲んで…を繰り返した。もちろん、もったいないので食べ切れる量を緻密に計算して取る。
 私にとって美味しかったメニューNo.1は「紋甲イカとセミドライトマトの炒め」だ。ガーリックがきいていて、イカと木耳の食感、セミドライトマトの酸味がすごくマッチしていた。ちなみに、夫のNo.1は和のお惣菜コーナーにある「エリンギと塩葱」らしい。メンマのような味がして、ビールのつまみに最高とのこと。今後、伊良湖オーシャンリゾートにいらっしゃる際には、是非食べてみてほしい。

私のイチオシメニュー
LINEお友達追加でドリンク1つ無料だった


 夕食会場には、平日といったこともあり、ご年配の方が多かった。日の入りが近づいて強く日が差すタイミングには、目を細めて夕日を眺める方やスマホを構えて写真を撮る方がおり、夕食会場にいる全員で夕日を楽しむ温かな雰囲気がとても平和に感じた。

夕食会場「シーサイド」から眺める夕焼け

【お風呂でゆっくり】

 大浴場は1つ。男女入れ替えなしだった。私は温泉大好きなので、夕方、夜、朝と3回入った。
 お風呂の種類としては、温泉と、ジェットバスや寝湯、季節の湯といった内湯があり、サウナもあった。一番良かったのは露天風呂だ。少し風が強かったが、海に浮かぶ船をボーっと眺めているだけで、ものすごく癒された。夜だと真っ暗であまり景色を見ることができないので、夕方や朝に一度は入るべき。

【朝食】

 朝食も昨夜と同じ会場でビュッフェ。オレンジジュースや牛乳、ヨーグルト、フルーツ、ベーコンやソーセージといった定番のメニューが並ぶ。オムレツに関しては、目の前で焼いてくれる。多分、ほとんどの人が取っていたのではないかと思うくらい、シェフの方はずっと焼いていた。
 そんな中、私の目に飛び込んできたのは、本格麻婆豆腐だった。試しに少し取って食べてみると、香辛料が効いていて、辛くて美味しい…。今度は、ごはんの上に盛り、麻婆丼として食べた。最高においしかった。ご年配の方が多い中、こんなに本格的な麻婆豆腐を出す必要があったのか?疑問はあったが、私の心ががっちり掴まれたのは間違いない。

 朝日を眺めながら、豊富なメニューから好きなだけ食べていいって、幸せすぎてやばない?(下品)。いい1日を始められそうな気持ちになった。

おはよう、伊良湖🌞

【チェックアウト】

 朝食は8:30頃食べ終わった。10時までにチェックアウトなので、時間に余裕がある。ごろごろして身支度をして9:30に出発した。チェックアウトで入湯税を払って終了。

【灯台茶屋:大あさりが食べたくて…】


 小学生の頃に来たときは、別のホテルの夕食ビュッフェで大あさりが出ていたので、「伊良湖=大あさり」が私の中の公式なのだが、値段が張るからかホテルのビュッフェでは食べられなかった。ホテルの経営状況的に、きっと仕方のないことなので、大あさりが食べられる「灯台茶屋」というお店に向かった。大久保さんがYouTubeの中で行っていた、このお店に行くことにした。

 
  外で牡蠣を焼いている明るいおじさん店員さんが、私たちがまだ店に向かって歩いている段階から「何食べる~」と話しかけてきた。なかなか面白い店員さんだ。「大あさりと焼きとうもろこし食べたい~」と注文して中へ。
 少し待つと、焼き立ての大あさりが。良い匂い!良い湯気!弾力!この出汁!このために伊良湖に来たのではないかと思うくらい、美味しかった。大満足である。

15年ぶりくらいの大あさりだー!

【まとめ】

  岐阜から車で3時間ほど。海を眺めたい方、大あさりが食べたい方、いつもと違う温泉に入りたい方におすすめ。今回私たちは海には入らなかったが、海水浴もできる場所があるので、泳ぎたい方にもおすすめ。私たち夫婦も、1年以内にまた行かせていただく。

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