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チェロ 職業適性結果から

前回あまりにも音符がぶっ飛んでいたので、課題曲は何度も練習していった。
ところが教本ではどの音符のときにどの弦を押さえるかがすべてぶっ飛んでいて全く弾けないことに授業に行く1時間前に気づいた。


案の定、教本は何度繰り返しても分からず授業でもずたぼろだった。

課題曲はかなりマシになってきた。
弓を持つ手が力が入りすぎて痛いので、もっと力を抜いて弾きたいと思う。人生も同様に。



しかし、なぜこうも音符が覚えられないのか。
小さい頃ピアノを習わせてもらっていたというのに。
それも10年間。

ピアノの先生にも音符と鍵盤の位置を覚えなさいとよく怒られていたな。



この夏に、一般職業適性検査を受けた。
アラフォーになって初めて。
いや高校生のときにこういうのは受けているのだろうか。
記憶がないので受けた。



2枚の紙の結果が渡された。
とてつもなく高低差の激しい折れ線グラフが書かれていた。
平均をかなり上回った適性能と、平均をかなり下回った適性能があるということだった。


その平均をかなり下回った適性能とは、

『目と手の共応、迅速で正確な動作を行うコントロール力』。



ちなみに平均を少し下回った適性能は
『文字、記号などの比較弁別、一般的な注意力』

だった。

これを合わせると

音符や記号を見て判別して、迅速で正確に手をコントロールする適性能がかなり低い

ということではないか。



うーむどうりで。


だから楽譜を見ても音符の意味や五線譜のどこにあるのか、
音符と弦を押さえる位置や、弓を動かす向きを把握するのに時間がかかるのか。



なるほど。
まさか一般職業適性検査でそんなことが証明されるとは。


証明されたからって何かが変わるわけではないけれど、
できない理由が分かってよかった。
理由を説明できるし、自分を責めなくてすむから。
自分でどう工夫するかだけだ。

まぁできない自分が嫌になるときもたまにあるけど。




小さい頃はどうしていたのか。
もちろんその頃は自分がそんな適性だとは知らなかった。
当時は先にピアノの先生が曲を弾いてくれていたら、曲の雰囲気を覚えている時だけそれなりに弾いていた気がする。
忘れた場合は、五線譜を一つずつ手で線を押さえて確認しながら音符を読んでいた。


今も変わらず、一つずつ手で線を押さえて音符の位置を確認している。
文字の判別はできるので、音符に読み方を振ればかなり読むスピードは上がる。
読み方を振って曲を聞いて雰囲気をつかめれば、あとは練習をする。
自分の楽器はもっていないからエアでなんだけど。
自転車乗りと同じ要領で、考えたら時間がかかるので手を動かす雰囲気だけつかんでいる。
小さい頃もアラフォーになった今も変わらない。




変わったことと言えば、曲がダウンロードできて、スマホでいつでも確認できることだ。
そして大人になったので、嫌になったらやめられるということ。
今は好きだから、楽しいから工夫して続ける。



ただ、仕事は自分の適性能が高い部分を生かせるものがよいなと思う。

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