毛糸のこと1(春、躍る。dance club)
昨年12月初め。職場で後ろの席の人たちが編み物について、少し話をしていた。今まで、私はあまり人に話しかけることはなかったのだが、少し勇気をもって「私も編み物少しやりますよ」とつぶやいた。
「ほんとー!じゃあ一緒にやろうよ」
と声高に答えてくださり、次の日数冊の本を渡された。
その中の一冊に私がここ最近ずっとやりたかったモチーフ編みなるグラニースクエアというのか?があった。グラニースクエアという言葉はこのとき初めて知った。
かわいい!!
以前100円均一の毛糸でモチーフ編みの袋を作ったことがある。
今回第二弾でやってみたいなぁ。
材料をそろえよう。
今まで編み物の本は購入したことがなかったが、その本の作品が全部かわいいと思ったので、ついに購入した。
そして毛糸は今回は100円均一で気に入る色がなかったので、自分にとっては少し高い糸を使うことにした。
仕事の休み時間に編み方のコツを教えてもらった。その方は本気の毛糸編みの習い事をしており、自らワークショップも開いているそうだ。
やっぱり自分で本を読みながら編むのと、教えてもらいながら編むのは、出来上がりが全く違う。
モチーフが、角が、きっちり美しい。
ただ、その方から言われたのは、
「ねぇ、この糸高級じゃない?これだったら、マフラーにもできるよ!首に巻いてもちくちくしないし、鞄にはもったいないんじゃない?」
と言われた。確かに。
うーん、どうしようか・・・・。
買った本を何度もめくった。
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