春dan『シンガポール料理を食べに行く』第二.五回
異国料理を食べに行く第二回アラブと第三回モロッコの間に、シンガポール料理も食べに行っていた。
異国料理を食す会の職場の同僚から、「シンガポール料理ってなかなかないですよね」と言われたから。
検索にかければすぐ結果は出る。
職場の同僚には私が勇気がないため、なかなか誘うことができない。
なので、以前の職場の同僚の方に、勇気を出して声をかけた。
「いいですよ」と返事をもらい、とてもホッとした。
その日休日出勤だった彼女はへろへろになりながら来てくれた。
まずは前菜から。メニューをみたら気になるものが多すぎて迷いに迷った結果、おすすめの鶏へ。
いつものことだけど、映えを狙う前に早く食べたい、いますぐ食べたい。だから影が入ろうが、色々映っていても急いている。まず食べたい。
かつてないほど、しっとりジューシーな鶏だった。何もつけなくても美味しい。タレも美味しい。
思っていた以上に野菜たっぷりだった。和ではない、独特な香りの香辛料がパリッとお肉から味わえて驚きだった。
ワンタンスープにしたんだっけか。とりあえず美味しい。
私はラクサをシンガポールで食べたことがあった。比較したくて、ラクサを頼みたかったけれど、新しいものにも挑戦したく、これも迷いに迷った麺類。上に載っているのは、気になっていたハニーチャーシューだったと思う。
日本の焼きそばと全然違う。そりゃそうなんだけれど、香辛料がおそらく違う。日本の焼きそばは食欲をそそる刺激的な香り。この焼きそばは穏やかに食欲を促し、お腹いっぱいでも「まだいけます」という感じなのだ。上手く説明できないけれど、とりあえず美味しい。
あとは点心も食べた。
他にも食べてみたいメニューがあったのでまた挑戦したい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?