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青草街からホテルに帰るはずが…

時刻もお昼近くになってきたので、青草街を後に、ホテルに戻ることにした。
ホテルに戻る道すがら、同じ紙袋を持った人たちとすれ違った。
よくよく見てみると、太陽餅のお店の袋だった。


台湾ではよくパイナップルケーキがお土産の代表としてよく聞くけれど、台中の名物は太陽餅なのだ。


初めて私が太陽餅を見たのは3年前の台北に着いた日だった。
晩御飯を食べようと夜市に向かっている途中に夜9時ごろ真っ暗な中、そこだけ煌々と明かりがついているお店があった。そのときは何のお店かわからなかったが、こんな遅くまでまだ働いているんだなと思って通り過ぎた。
帰り道夜10時ごろ通るとまだ働いていらっしゃった。ばら売りでお菓子が売られているようだったので、そのとき一つだけ購入した。それが太陽餅だった。
ホテルに帰ってデザートとして食べた。真っ白い生地に中に甘い餡のようなものが入っていて美味しかった。


皆が紙袋を持って出てくるところへたどり着くと、そこは太陽餅博物館だった。ネットにも載っていたし、行く予定だった場所だ。



なんともう台中での予定をほぼ一日で終えてしまいそうな距離感だ。

博物館は無料でゆっくり見た。そんなに見る量はないけれど。
他のお客さん(おそらく台湾の人たち)がたくさん太陽餅を購入をしていて、ついでに試食も出してくれた。

おいしい。口の中の水分を持っていかれるが、甘すぎず美味しい。



オリジナル味と蜂蜜味

目に留まった牛乳ヌガーだけ購入して、また別の日に買いに来ることにした。

ホテルに戻ってこのヌガーを食べると牛乳味、おしゃれに言うとミルク味がとても味わえて他のお店のヌガーより断然美味しかった。


太陽餅博物館入り口

博物館をでて、ホテルに帰ろうと通りを歩いていると
ふと気づけば、至る所に太陽餅屋さんがあった。
なんなら、太陽餅通りならぬサンフラワー通りがあり、太陽餅店がずらりと並んでいた。


その通りの街灯はもちろんひまわり型だった。


力の入り具合が違う。



ホテルに戻ろうと言いながら、さらに寄り道を繰り返す。

激安靴専門店に寄ったり、有名なサンドイッチ屋さんに寄ったり、ホテル前の芋湯圓屋さんに寄ったり。。。



いい加減ホテルに帰ろう。

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