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ミラノ一日目~とりあえずホテルへ

ミラノに到着した1日目。
飛行機内では、2席でできるかぎり足を延ばして寝ようとする親子が隣だったので、夜中子供に何度も蹴られあまり寝られなかった。

そして私の席だけなぜか携帯を充電できなかったので、あれ?私のスマホは海外の電圧に対応していないの?

といういらぬ不安を抱き、徐々に減っていくスマホのバッテリーの残量に焦りながら、マルペンサ空港からセントラル駅へバスで向かった。


バス乗り場。端っこ過ぎて人もいないし不安だった。

バスはほとんど人が乗っていなかったが、アフリカ系の人達が天井にある充電プラグにコードを差し、スマホを充電しながら音楽をかけていた。
それにしてもずいぶん長いコードだな、1mくらいあるんじゃない?と思って見ていた。


いやいや、自分も充電できるかとりあえずやってみなきゃ。

私が持っていたコードは15cmほどだった。自分でも可笑しかったが、15cmのコードを天井にさし、もちろん自分の席には届かないので、スマホを天井からぶらぶらさせながらスマホを見守った。
おぉ無事充電できるじゃないか。よかったーーーーー。

と思っていたら、後ろの方に座っていたアフリカ系の人が自分の長いコードを「使いな」とわざわざ私の席まで来て、貸してくれた。なんと親切な。
と一人感動する。

バスの車窓から

セントラル駅についてからは、まだスマホが使える状態ではなかったので、紙の地図を見ながらホテルを探す。

数年前まではずっと紙の地図を見ながら旅行をしていたなぁ。久しぶりにこの感覚を思い出す。

案の定、方向が全く分からないので、その辺にいた警官に尋ねる。
後から知ったのだけれど、セントラル駅周辺はあまり治安が良くないらしい。だから気軽にお巡りさんを見つけることができたのだ。


「まっすぐ行って左だよ」

教えてくれた通りに進む。途中で、地球の歩き方に載っていたジェラート屋さんを見つける。

駅の外に出ると、とりあえず「寒っ」となった。私の地元よりかなり涼しい。Tシャツでは寒すぎた。長袖が必要だったのか・・・と夏のヨーロッパの気候の心地よさを初めて知る。でも実は涼しいのは前半だけだった。



難関のロータリーから


ここからがホテルまでの難関で、ミラノの道にはよくロータリーに出くわす。そのため、道が色々な方向に広がっていてどの道を選べばよいのか分からない。何回か道を間違え、ようやくホテルへの道を見つけた。




ホテル着いて重い荷物を降ろせたときは心底ほっとした。
だってミラノはスリとかたくさんいて危険だと聞いていたし、スマホはまだ使えない状態だったし。


無事Wifiの環境が整ったので、ここから20分ほどeSIMの会社とやりとりし、無事電波が立った。



色々整ってきたし、寝たいけどそろそろ観光にでも行くかと重すぎる頭と腰を上げた。

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