神、仕事の模範を示す

[創世記 2:2,3]

神は第七日に、なさっていたわざを完成し、第七日に、なさっていたすべてのわざをやめられた。
神は第七日を祝福し、この日を聖なるものとされた。その日に神が、なさっていたすべての創造のわざをやめられたからである。

聖書 新改訳2017©2017新日本聖書刊行会 

神による創造のわざ(仕事)を詳しくみていくことにより、「仕事とはこういうモノであるのだ」という神によるメッセージを受け取る事ができる。

神は、まず1日目から3日目に"形・枠"となる被造物を創造される。
1日目=光
2日目=大空(天)、空、海
3日目=乾いた地、植物

神は、4日目から6日目に"中身"となる被造物を創造される。
4日目=光るもの(月、太陽、星)
5日目=生き物(鳥、魚等)
6日目=地上の動物、人間
7日目=安息

神は1日で全てを創造することもできた。
でも、あえてわざわざ7日間かけて仕事をされた。
それは私達に仕事とは目的、計画、秩序、祝福と安息を含むものであることを教える目的があったからなのでは?と私は思う。
4日目から6日目に創造された被造物は"形・枠"となる被造物がなければ存在する事はできない。
6日目の1番最後に人間を創造されたことから、人間を作り、人間という存在を喜ぶ為に全ての被造物がセッティングされたようにしか考えられない。創造のわざを通して、人間に対する非常な神の愛を受け取るとともに、完璧な仕事の全体像を私たちに示しているように感じる。
仕事に目的がなければ、計画は破綻する。
仕事に計画がなければ、何から手をつけて良いか分からず非効率になる。
仕事に秩序がなければ、そもそも仕事にならない。
仕事に祝福がなければ、仕事は面倒で嫌な者でしかない。
仕事に安息がなければ、カラダはもたない。
目的、計画、秩序、祝福、安息。
このすべての要素が仕事に必要不可欠である。
私たちは、知らぬ間にこれらの要素を踏まえて仕事をしている。
日々ちゃんと目的はあるのか、
計画・準備はしてるのか、
秩序に沿って、不正はないか?
祝福を忘れていないから?
安息は取れているか?
吟味する日々でありたい。

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