2022/10/12 言語習得方法 (1)
これまで海外ノマド生活で生計を立てながら、教育関係のボランティアを勝手に続けてきたおかげで、東南アジア圏の言語をいくつか覚えてきた。
国際的に話せると便利な英語と中国語プラス現地語を3つくらい習得してきた。
言語の習得は基本的に難しいが、手がける言語数が増えれば増えるほど、習得までの時間が短縮できるなどと言われるが、それは真実だ。
英語を勉強した時よりも中国語。中国語を勉強した時よりも現地語A。現地語Aを勉強した時よりも、現地語Bを使えるようになるまでの期間は短くなっていった。
高校生の時代に探求した言語習得法
以前にも書いたが、貧乏学生だった間、高校の図書室に入り浸り、司書の先生を口説いて自分の欲しい本を学校の蔵書にしてもらい、特定の言語の学習書ではなく、「楽に言語を習得する方法」や「コミュニケーションを取るための使える言語習得法」についていろいろな本を読み漁った。
日本の英語教育を揶揄した本が多かったが、かといって有効な代替案を提案できていた本は少なかった。問題提起はするものの、解決案は稚拙なものが多く何の役にも立たなかった。
速読は得意だったので、こういった本を立ち読みで選別し、これは!となった本のみを学校の蔵書にしてもらった。
司書の先生に買ってもらった本は、今もその高校の貴重な蔵書になっていると信じている。
じゃあ、どうやって言語を勉強すればいいの?
何か特殊な勉強法があるわけではない。いや、そんなものがあれば、それをまとめて今や大金持ちになれているはずだ。
言語学習に重要なことは、シンプルなメソッドを目的に合わせて使い方を変えながらコツコツ続けることだ。
1つ目の方法は「シャドーイング」だ。これは地味で一番精神的に辛い練習方法だが効果は絶大だ。
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