MacからのchromeRDPで特殊キーを変更する話
はい! おはようございます!
田舎の大工です。
全国のパソコン大好きな職人の皆さま、いかがおすごしでしょうか??
ということで、数年前の在宅勤務でchromeリモートデスクトップが広く知れ渡り、一世を風靡しましたが、最近では落ち着いて、みなさまちゃんと出社して必要性が薄れてきた頃、ぼくの中では今さらながらフィーバーしてます。事務所には結構なスペックのWindowsデスクトップパソコンがあって、それを現場からも、ソファーでゴロゴロしながらでも、CADや構造計算アプリを動かしたりできるっていう便利さに喜んでおります。
いつもは事務所でしますから問題ないんですが、離れてる時も同じようなことができるというのは、本当に助かります。
で、ぼくのようにMacからWindowsにRDP接続すると、いちいち不便なのが、Windowsキーとか、コントロールキーとかがあべこべになってるところですよね。特にぼくは宗教上の理由から日本語キーじゃなくてUSキーボードを使ってて、事情はさらに複雑になっています。
そこで、キーマッピングというのに挑戦してみることにしました。
リモートデスクトップしてるウインドウに右端にツマミみたいなのがありますから、これを押すと①、リモートデスクトップ用の設定が出てきます。同じことに悩む全国の皆さまにはこれが一番便利な解決策になります。
1スクロールくらい下に行くと、「キーマッピングを設定」というのがありますから、これを押すと②、思ったところを設定することができます。
こういうキーマッピングって、キーを押して覚えてもらうことが多いのですが、これは、キーの名前をタイプするようになってまして、キーの名前というのは、「新しいマッピング」を押すとふわっとした「このコードの詳細」が出ていますから、これを押すと細かく説明されるのでよく読んでください。
ぼくの場合ですと、Windowsでコントロール+Cとか、コントロール+Nが使えなくて困っていたので、一行目のようにしました。意味としては、Macで左側のコントロールキーを押すと、Windows側では右側のコントロールキーが押されたことになる、という設定です。なんでうまくいかなかったのかよく分かりませんが、たぶんWindowsでもキーのリマッピングを少しいじってるので、そのせいかもしれません。
そしてさらに、リモートデスクトップを操作しながらMacのアプリに切り替えるのにコマンド+タブするのがクセで、それからリモートデスクトップに戻るとコマンドキーがWindowsキーと同じになってるせいで、スタートメニュー(?っていうのか知りませんが)が出て、いちいち消すのが面倒でしたから、ぼくはWindowsキーを使うことがないので、これもコントロールキーにしておきます。だからといってこれからコマンド+Nとかしても、Mac側で拾うのが速いから、chromeの新しいウインドウが開いてしまって、リモートデスクトップ先には届かないです。だから、マッピング先のキーはなんでもいいんです。
あと、リモートデスクトップ先はUSキーボード扱いになるのがデフォルトで、JISキーボードのMacから入ると勝手が違うから困る人もいるみたいですが、それはレジストリを叩いとけばいいので、それはそれで調べといたら良いですよ。ぼくは宗教上の理由からUSキーボードなので、関係ないです。
備忘録としてメモしとくと、HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layouts\00000411のLayout File を「KBDJPN.DLL」から「kbd106.dll」に変更するだけなんですが。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/archive/blogs/askcorejp/rs4-rdp-keyboardlayoutとか読んでください。ぼく字が多いのは苦手なんで。
ということで、忘れっぽいぼくが、痴呆の進んだ未来のぼくに向けた備忘録的なまとめになります。いやぁ、パソコンって便利ですがホントに設定が大変で、どこがどうなってるか、全体の地図みたいなのを頭にイメージしながら個別のことをするみたいな超絶技巧が求められますね。頭の体操にはなるんでしょうが、これから先もそんなことができるのかどうか、不安しかないです。。。