見出し画像

新卒就活がちょっと"ラク"になる「嘘」との向き合い方

「就活は、嘘つきが勝つ」

なんて話は毎年出てきます。

でも、それも仕方のないことです。

つい先日まで気楽に学生生活を送ってきた大学生が、就活では急に真面目な顔をして答えるのです。

企業
「学生時代に最も力を入れたことは何ですか?」

学生
「はい!ユニクロでのアルバイトです。ユニクロはスタッフ全員に『全員経営』のコンセプトを掲げていて~(中略)~お客様の顧客満足度を高めるために〜」

言うまでもなく、バイトに力なんて入れてません。
ユニクロを選んだのは、時給が高くて家が近かったから。業務中は社員の指示に従っていただけ。

本当に力を入れていたのは、バイト代を全て注ぎ込んだ"推し活"の方です。そんなことを面接で話せる訳がない。

でも、面接官とのやり取りはこんなものばかり。
「自己PR」も「キャリアプラン」も「就活の軸」も本心は隠して面接ウケの良い”嘘”ばかり。

そんなことを繰り返していると、ふと思ってしまうのです。

「就活が上手くいくのは、一部のエリートと嘘つきだけ。なんか、嫌だな就活って…」

程度の差はあれ、大半の学生が一度は通る思考です。
そして、決して少なくない学生が、この思考に振り回されてパフォーマンスを著しく落としてしまう。


でも、ちょっと待ってください。
本当に「嘘つき」が就活で成功するのでしょうか?


今回は「就活における”嘘”との向き合い方」をお話しします。

ただ、1つ注意点があります。
内定を得るための具体的な行動を示した「新卒就活を失敗しないための本質の話」とは違い、今回の話は「精神論」であり、この記事を読んだだけで内定を得られるものではありません。

ただ、就活に対して「バカバカしさ」や「息苦しさ」を感じている学生には、一助になる考え方です。

それでは、本題に入ります。

そもそも、新卒就活というものは、

ここから先は

2,313字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

#就活体験記

11,840件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?