ソフトスキルとハードスキル
技術はよく勉強したり物知りなんだけど仕事ではうまくいってない・・
かつて私がエンジニアとして働いているときなど、そんな人をしばしば見かけました。
学生の頃は専門知識や資格を身に着ければ良いと思っていたのですが、技術だけでは仕事はうまくいかないな、と感じ始めたのは数年仕事をやってみてからでした。
”なに”を身につければ仕事がうまくいくのか?今回はそんなお話しです。
資格さえ取れば仕事ができる?
先日、産業能率大学さんが公表した2024年度新入社員の会社生活調査では、自己啓発したい学習体験の1位に「資格取得の勉強」が挙げられていました。
また、私が新卒応募の学生さんなどとカジュアル面談などをしていると、「どういう資格を勉強したら良いですか?」とよく聞かれます。
これらが示唆することとしては、一説に「資格を取れば仕事ができる」という情報に触れているのではないでしょうか。
たしかに一定の資格の勉強をしていないと難しいお仕事もあると思います。例えば会計事務所で仕事をするのであれば簿記、などです。
ですが、資格を勉強して仕事についたものの、
会社に入ってからなかなか活躍できない、ということはないでしょうか?
その問いに対して腑に落ちる言葉がありました。
ハードスキル
ハードスキルという言葉があります。
プログラミング、マーケティング、クラウドコンピューティング、語学力、キャリアコンサルティングなどといった技術的な知識を指します。
キャリアコンサルタントならカウンセリング、翻訳家なら語学力、、など私がこれまで”スキル”と認識していたものでした。
ソフトスキル
上記のハードスキルに対して、「ソフトスキル」という言葉があります。
最近、関連記事をよく見かけます。
Schooさんの記事によると、以下のようにありました。
これを見て、エンジニア時代の私が特に困っていたのが、コミュニケーション能力だったのを思い出したました。
これだけは言っておきたい
👉会社に入ると1人で仕事をするということは少ないです!
プログラマー時代の私は、リーダーとスケジュールを確認したり、お客さんと要件を詰めるなど、コミュニケーション能力以外にも問題解決能力やタイムマネジメントなど多くのソフトスキルが必要でした。
大学に在学中は人よりもゲームとパソコンと向き合う時間が長く、磨いてこなかったので、周りのデキる人たちは見よう見まねで勉強したものです。(早く知りたかった・・)
でもこれも言っておきたい
ソフトスキルは後からでも身につけられる
私が若い時は、”なに”を身につければ仕事がうまくいくのか?はヴェールに包まれていて手探りでした。
しかし2024年の今、「ソフトスキル」という風に言語化されたことで、
インターネットやYouTubeで検索🔎して学べば良いのです。
例えばコミュニケーションの仕方について、デキる先輩の真似をしてみるのもいいでしょう。
先輩からフィードバックをいただければなお良いですね。
何を身につけるべきか?
これから社会人になる方も、すでに社会人の方も、
まずは自己理解からはじめましょう。
得意なこと、苦手なこと、仕事で必要とされていることなどを整理してみれば、何から学んでいけば良いかきっと見えてくるはず。
難しければ、最寄りのキャリアコンサルタントに相談してみてください!
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