自分が『HSP』だった話
あなたは「HSP」って言葉を聞いたことがありますか?
最近、Twitterでも関連のツイートがバズったりして、
認知度は広まってきた傾向がある気がします。
"Highly Sensitive Person"の略で、
直訳すると『とても敏感な人』って意味です。
五人に一人の割合で存在してるらしく、病気では無く、生まれつきの特性。
生まれつき脳の分泌がどうとかこうとか。(細かい説明は省きます)
五感が鋭く、一般の人よりとても繊細。
その中でもどれくらい敏感で、
それは触覚なのか聴覚なのかはまた人ぞれぞれです。
主な具体例としては
相手の顔色を必要以上に伺ってしまったり、
怒ってる人がその場にいたら自分に対してでは無くても、緊張してしまったり。
また嗅覚が強い人は
満員電車の匂いで気分が悪くなってしまったり、
触覚が強い人は
苦手な人とすれ違った時に電流が走った気がしたりします。
僕は聴覚と視覚が強いです。
聴覚は特に怒鳴り声がすごい苦手です。
自分に対して怒鳴ってきたら、もう最悪です。
その後もずっと頭に残ったりして、
フラッシュバックし続けて数日間苛まれます。
初めてバイトした高校生の時、
絶対怒鳴ってくるおじさんの客がいて、そのトラウマが消えず、
未だに「客」というものが怖いです。
他には怒りの感情を怖がるあまり、
仕事でなかなか先輩にものを聞けなかったり、
外出するだけでも神経がすり減ります。
この世界から怒りの感情が消えれば良いなってずっと願ってます。
視覚は人の顔色の小さな変化にも反応をしてしまいますね。
会話している時に少しでも顔色が曇ってきたら、
「何かまずいことでも言ったかな」
って話に集中できなくなります。
自分の具体例をあげるとこんな感じ。
目まぐるしく変化し、情報量が多い現代社会では正直生きづらいです。
しかし、その反面良いこともあります。
まず、感受性が豊かなことです。
小さなことに感動ができます。
僕の場合、経験値が増えたせいかもしれないですけど、
電車の席での譲り合いとか、幼い子どもがいる家族連れを見ると
泣きそうになります笑
他には、些細なことに気が付くことができます。
細かいメールのミスだったり、どう物を配置したら人は使いやすいかなど、
見抜くことができるのです。
僕自身の経験で良かったのは、
一回か二回会っただけで大体どんな人か見当がつくので、
この人は合わないなとか事前にわかることですね。
数回会っただけで決めつけてしまうのはいけないのはわかってるんですけど、
大体嫌な予感ていうのは当たってる気がします。
否定するだけじゃ悲しいので長所もあげてみましたが、
それでもやっぱり苦労することの方が多いです。
これもまた厄介なもので、
人間は悪いことの方が多く覚えているものなんですよね。
僕はこの感覚をわかってくれとは言いません。
ただそういう人もいるんだと理解して欲しいのです。
「気にしすぎ」「誰でもあるよ」の一言で済まさないで欲しいのです。
逆に僕は非HSPの人の感覚がわかりません。
繊細な人とそうじゃない人、お互いに共存できると良いですよね。
僕はどうにか自分に合う仕事を見つけられように頑張ります。
また何か合ったら書きます。
それでは。
P.S.
最後まで読んでいただきありがとうございました。
ロンブー淳さんもどうやら同じらしく、おすすめのHSPの本をTwitterで紹介してました。
僕も購入し、レビューをこちらに書いてみました。
https://kuridaimusic.com/2020/02/16/book-review-hsp-yt/
とても共感できて、HSPが比較的楽に生きるためのノウハウが載っています。
ぜひ合わせてどうぞ。
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