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海外研修を終えて

ダイキアクシスグループでは新卒内定者を対象に入社前にインドネシアでの研修を行っています!
あえて海外で研修を行う理由は、水環境に恵まれている日本で生活していては分からない海外の現状を肌で感じてもらう為です。
現地の様子を肌で感じ、入社後ダイキアクシスグループとして世界にどう貢献出来るかを考えてもらうきっかけとなることを目指しています。

今回は実際にインドネシアに海外内定者研修に行った渡邉さんの体験記をご紹介します!


はじめまして。4月からダイキアクシスで勤務している渡邉です。

私は昨年の11月23日から30日に行われたインドネシアでの内定者海外研修に参加しました。
7日間という長い時間を異国の地で過ごすことに最初は不安でいっぱいでしたが、活動を通じて同期との仲も深まり、参加して本当に良かったなと思えるほど充実した日々となりました。
この記事では私が今回の海外研修で感じたことや学んだことを、お伝えしていきたいと思います。

1.コミュニケーションの壁

研修期間中、最大の課題は英語を使用したコミュニケーションでした。元々英語があまり得意ではなかったことから、初めは苦戦しました。
研修は基本的に英語でおこなわれたので、話されている内容を理解することすら難しく、翻訳アプリを使用したり、同期から教えてもらうことでようやく理解できる状況でした。また、英語の発音や文法にも自信がなく、英語での質問タイムにおいても、消極的でした。

しかし数日経つと徐々に耳が英語に慣れ、少しずつ理解できるようになりました。また、発音や文法が多少違ってもジェスチャーを交えることで伝わることも学びました。ビーチで現地の人にインタビューをする活動では、初めて英語で知らない人に声をかけることに挑戦しました。自分の英語が伝わるか不安でしたが、笑顔で快くインタビューに応じてもらえることが多く、自信をもってインタビューすることができました。
この経験からコミュニケーションには、伝える意志が重要であると学びました。

現地の人にコーヒーの残りカスをどのように利用しているか質問をしているところ

2.リゾート地が抱える問題


みなさんはバリ島と聞くと美しい海やおしゃれなレストランを想像すると思います。私も初めはバリ島をリゾート地と捉え、賑やかな観光地だと思っていました。
しかし、実際に現地を訪れるとリゾート地の背景には、深刻な問題が潜んでいることを知りました。

ご存知の方も多いと思いますが、海外では基本的に水道水を飲むことができません。インドネシアも例外ではなく、水道水が飲めないため、飲用水は必ずスーパーやコンビニで購入していました。お風呂でも口に水が入らないように注意し、歯磨きの際も購入した水を使用するなど配慮しながら生活しました。
インドネシアでは下水処理場が整備されていない地域がたくさんあります。環境問題への意識の低さや、経済的な要因が水処理施設の進展を妨げている実情がありました。
トイレも日本とは異なり、ほとんどの場所で用を足しても水を流すことができず、桶に入っている水を使用して流すことが一般的でした。
これらの経験から、インドネシアだけではなく水処理施設が整備されていない地域に浄化槽を普及させていかなければならないと強く感じました。

異なる環境での衛生状態の差異に驚きつつも、「郷に入っては郷に従え」の精神を胸に、異文化への理解と受け入れの姿勢を大切にしました。そのためテレビや画像だけでは得られないことを、五感を通して感じることができました。

3.まとめ

私が今回の海外研修で学んだことは、異なる環境や文化を否定せず受け入れるということです。バリ島=リゾート地というイメージでしたが、単なるリゾート地ではなく、実際はゴミや水質問題など様々な課題を抱えていることが分かりました。
画面越しに見ていた世界を実際に体験することで、水問題において自分たちができることに積極的に取り組む姿勢を持ちたいと思いました。
また、気温や食べ物、水質、トイレの環境など日本とは全く異なる環境の中で、私たちが当たり前だと思っていたことが当たり前ではないと学びました。日々の当たり前に感謝し、これからも社会人としての自覚をもって行動していきたいです。
今回の海外研修では、普段の生活では体験できない貴重な時間を過ごすことができました。同期を含め、支えてくださった関係者の皆様ありがとうございました。

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