作りたいものや仕組みのイメージが無いと、プログラムだけ勉強しても多分あんまり意味ないよ。
小学校で必修になったんだっけ?プログラミング。
義務教育にプログラミングなんて、僕が小学生の頃には考えられなかったし、大学生になっても全然考えられなかったよ。
仕事では使うことがあるので、一応どういうものかはわかる。でも、ほとんど数値計算ばかりなので、アプリを作ったりシステムを設計したりすることには使ったことがない。
仕事で使う用途のためにプログラムを書くことはできる。つまり、基本的な知識というか、そのものに対する概念は持っているけれど、それでも書けない。
演算、代入、繰り返し、条件判定、結果の描写、データ型、関数、モジュールなど、プログラミングにまつわる一般的な知識は一応持っているつもりの僕だが、「コンピュータにこういう作業をやらせ、その結果こういうプロダクトを作りたい、こんな仕組みを実装したい」というものが無いと、どれだけ勉強しても使えない。
僕の感覚では、プログラミングはどこまでも目的志向で、あくまで手段。作るもののイメージとか、それを使ってこんなふうに楽しみたい、自分が組んだシステムでこんな感じに世の中を変えたい、みたいな自主的なゴールが無いと意味が無いし、
それがあるなら学校で習わなくても多分自分でなんとかする。プログラミングとはきっとそういう類のものだ。
まぁコンピュータやインターネットの仕組みやセキュリティ、リテラシーなどそういうものは学校で勉強するのもいいと思うけど。
ムッスメが小学生になるころにはどんなコンピュータ教育が行われるんだろうか。
コンピュータの仕組みが変わらない限り人間がやることはあまり変わらなさそうだけど、もうプログラム自体も人間が書く時代じゃなくなっているのかも。
では。
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