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DAY22. 立ち返ること 🔙 ゴールの見つけかた

かわいいエッセイシリーズ第三弾
🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


言わせてしまった

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。二十二日目のテーマは「立ち返ること」にしました。もとの位置や状態に戻る、って意味があるそうです。暮らしのなかで、実現しようと目指すものがあったりするとおもうんですけど、「何を大切にしたいか」ってことを忘れがちかもなぁと。

きょうの挿絵:水彩で描いた三角コーンみたいなもの

きのうは朝からひとつ、失敗をしました。妻に「ごめんなさい」と言わせてしまったんです。そのあと仲直りをして、いつも通りにふざけあってるんですけど、反省も込めてすこし振り返っておきます。数か月前、在宅で働くようになってから、仕事中は妻が娘(十か月)を見てくれることになったんですね。でもきのうは疲れていたのか、時間になっても妻が起きてこなかったので、じぶんが娘を見ることにしたんです。ただ、そうなると仕事を進められないので、どうしようかなぁとおもって。ベビーサークルのなかにタブレットを持ちこみ、娘の近くで作業しようとおもったものの、娘にとってはタブレットもおもちゃなので「なにそれ?」って感じで近づいてきます笑。とりあえずあと一時間くらい、娘がお昼寝するまではこの方法でいこうと決めたんですけど、まったく作業は進められず。だんだん娘がねむたそうになってきたので、例のスクワットで寝かしつけに入ることにしました。でも、こういう日に限ってすぐ寝ないんですよね笑。三十分くらい経ったところで、ようやく寝たかなぁとおもったら、布団に置いた瞬間に起きるっていう。この一時間半が無駄になったような気持ちになってしまいました。

この状況、ちがうな

いまおもえば、全然そんなことないんですけどね。そのタイミングで妻が起きたので、「ママに乗っかっちゃえ〜」とか、娘ごしに不満を伝えてたんです。寝そうだった娘もハイテンションになってキャーキャー言いはじめたので、流れで「ママがわるいよね〜」と言っちゃって。そしたら「ごめんなさい」と。じぶんが寝てたことを悪く感じたみたいです。そんなつもりはなかったんですけど、それを聞いてすぐに後悔しました。あれ、冗談混じりに言ったことで、妻がしょんぼりしちゃったと。こんな姿を見たくて言ったわけじゃないし、こんな状況ありきで仕事をしたいわけでもありません。よく、手段が目的になっちゃって〜みたいな話がありますよね。そんな感じで、仕事のことを軸に考えすぎて、目の前にいるひとを傷つけていることに気づきました。この状況、ちがうなと。じぶんの求めてる「かわいい暮らし」じゃない、っておもいました。だって、そもそも「家族と楽しく暮らしたい」から、仕事をしてるんです。まぁ、かわいい屋さんの仕事に関しては「かわいい」が好きすぎて勝手に活動しちゃってるんですけど笑。家族がいて、仕事がある。元々はそういう順番だったはずです。それを忘れてたというか、日々の生活に追われると順番をまちがえちゃうんでしょうか。ここでもう一度、順番を確認しておこうとおもえるできごとでした。

きょうのレシピ:ゴールを見つける

そんなわけで、きのうの失敗談をご紹介しました。同じ失敗をくりかえしたくないとおもいつつ、こうやって気づくことも大切だよなぁとかおもったり。今回テーマにした「立ち返る」っていうことが、これから何回も必要になるのかもしれませんね。ひとは忘れる、まちがえる、勘違いをする。そんなことを、数年前に働いてたキャラクター雑貨の事務所長さんは言ってました。たしかに、そんな気がします。ということは、まちがえることを前提にして、そこからどうやって立ち返るのか、取り戻せるかってことを考えておくのが自然なのかもしれません。レシピにするなら、ゴールを見つけるってことかなぁ。目的となる場所を確認しておくってことですね。それは、どこか遠くに設定されることもあれば、目の前にあったり、なんならすでに到着してる場合もあるとおもいます。迷ったときに、どこへ立ち返ればいいのか。それを確認しておくことは、これからの暮らしにとって重要な気がしました。ちょうど防災マップとか、災害時の避難経路をチェックしておくような感じですかね。定期的に思い出して、たしかな一歩を重ねていきたいものです。




22日目はこうなりました! このエッセイ、じぶんの失敗談も混ざっていて、いい感じにリアルさ増してきたとおもいます笑。みなさんにはどう届いてるのかな〜。それではまた次回。きょうもかわいい一日を〜!

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