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DAY26. 引き出すこと 🌷 タネの育てかた

かわいいエッセイシリーズ第三弾
🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。

しゃべりながら気づく

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。二十六日目のテーマは「引き出すこと」です。働きかけて、隠れているものを表に出す。よく「才能を引き出す」とかって言いますよね。それはじぶん自身にも使えるし、まわりのひとに力を発揮してもらう方法でもあるのかなぁと。さっそく進めてみます。

きょうの挿絵:水彩で描いた黄色い波みたいなもの

きのうは、ともだちとカフェで「かわいいトーク」をしてきました。お昼ごろに集まって、けっきょく解散したのは夕方くらいだったので、四時間以上も話してたことになります。かわいいトークっていうのは、ゆるく最近のことを共有したり、じぶんの好きなものについて語ったり、それを仕事にしていくにはどうしたらいいのかなぁってことをいっしょに考える、まぁただのお茶タイムです笑。かわいい屋さんの活動を始めてから、ちょっとずつ「かわいい(ものが好きな)ともだち」が増えていて。お互いの気持ちがそろったタイミングでお茶してるんですけど、みんなそれぞれキッチンカーで道内各地を巡っていたり、初心者向けのヨガ教室をやっていたりと異なる活動をしてるから、刺激になるんですよね。やりたいことはちがっても、目指してる方向は似ていたりして。これから何に力を入れていきたいのか、しゃべりながら気づくことも多いです。それ、おもしろそう!みたいな感じで、ぼそっと出したアイディアから自然とコラボが生まれたり。このかわいいともだちとお茶をする時間も、かわいい暮らしには欠かせないイベントのひとつてす。

ストッパーを外して

きのうのともだちには「だいきくん(かわいい屋さんの名前です笑)と話してたら、どんどんアイディアが出てくる」って言われたんです。その発言がすこし気になったので、理由を考えてみたところ、たぶん相手のどんな発想も否定しないからじゃないかなぁと。いつもかわいいトークをするときに決めているのが、ぜったいに否定をしないってことなんですね。それをもう、冒頭で言っちゃいます笑。「どんな考えも否定しないから、思いついたまんま好きなようにしゃべって」と。じぶんが逆の立場だったら、そのほうが圧倒的に話しやすくなるっていうのもあるし、とにかく「こんなこと言ったら笑われるかも」みたいなストッパーを外しておきたいんですよ。アイディアって、最初のうちはあんまり自信がなかったりするじゃないですか。せっかく思い切って伝えたのに、それを否定されたら次のアイディアも引っこんじゃう気がして。生まれたてのアイディアはできるだけ保護したいっていうか。これから成長していくものだし、逆に言うと、どんなに小さいアイディアも使いかた次第だとおもってるんですかね。けっこう、そんな節があります。その場で使えなかったとしても、べつの機会でぴったしハマることもあるのがアイディアだとおもってて。たしか前回のエッセイ(『 かわいい商品:企画部 』)でもちょっと書きましたけど、じぶんは元々アイディアのオタクだったんです笑。いろんな思いつきをメモしては、ひきだしに貯めていくっていう。それが最近は、そのアイディアたちをどうやったら具現化できるのか?ってところに興味が移ってきました。それでここ数か月、次々とかわいい企画を打ち出しているというわけです。

きょうのレシピ:タネを育てる

九日目に『 寝かせること:タネの見つけかた 』というレシピが生まれましたけど、今回はその続編かもしれません。ずばり、見つけたタネを育てるという話ですね。ふかふかの土で、十分に水を浴びせ、ひょっこりと顔を出した芽にあたたかい光を届けていく。そんなイメージで、みんなのアイディアをふくらませることができたら、おもしろい企画がぽこぽこっと飛び出してくる気がします。かわいい屋さんは、そういう役割になればいいのかな。けっこう、どんなことでも「かわいい」につなげて考えちゃうので、ひとの話を聞くのが楽しいんですよ。こっちとしては、勝手に可愛く変換して聞いてるだけなんですけど、もしかしたら「ひとのやりたいことを引き出す」とか「ひとの考えをまとめる」ってことに向いてるのかも。単純に、どのアイディアが化けるかわかんないともおもってて。アイディアの可能性を信じてるんでしょうね笑。意外な組み合わせで見違えることもあるし。いまおもえば、どんなアイディアも捨てずに取っておいたのは、そういう漠然とした期待感があったからなのかもしれません。




26日目はこうなりました〜! かわいいトークともだちは常に募集してるので、気軽に声をかけてください!笑 あと、なにかを「やってみたい!」ってひとがいたら、そのアイディアをふくらませるお手伝いをしてみたくなりました。絶対に否定しないので笑、よかったらそっちも誘ってくださいね。それではまた次回!

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