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DAY21. 任せること 🦦 流れのつくりかた

かわいいエッセイシリーズ第三弾
🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。

ボーナスタイム

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。二十一日目のテーマは「任せること」にしてみました。重大な役割を与えるとかではなく、流れに身を任せる、みたいな感じです。コントロールできないことは、ある程度のところで諦めるっていうか笑。むしろ「このあと、どうなっていくんだろう?」と様子を見守りながら、楽しむ方法について。思いつくままに書いてみたいとおもいます。

きょうの挿絵:水彩で描いた「しかく」のパターン

きのうは、なぜか四時くらいに目が覚めちゃったので、そのまま起きることにしました。予定してた時間よりも早いから、もちろんスケジュールは空いてるし、起きて好きなことをしようとおもって。二日目に書いた『 起きること:かわいい朝の過ごしかた 』みたいな感じですね。余裕があれば、好きなように過ごせるっていう。この、たまにやってくる「無理しないで早く起きれた朝」が好きなんですよ。薄暗いなか、大きい電気をつけると寝てる家族の目に届いちゃいそうだから換気扇の小さい電気をつけたりして。一日のはじまりに、じぶんがこの家のスイッチを入れてるような気持ちになります。毎朝、六時からエッセイを書きはじめるので、まだまだ時間はいっぱいあるぞ〜と、コーヒーを飲んだりして。突然、ボーナスタイムをもらった感覚です。といっても、お昼すぎには帳じり合わせでねむたくなってきそうなので、それも頭に入れつつ笑。日の出もぜんぶ見れたし、ひとりで世界を貸し切りにしてるみたいでした。とっても贅沢な気分を味わえるので、このレシピはどんどん使っていきたいですね。偶然でも、意識的にも。

タイミングを伺って

八時くらいにエッセイを書き終えて、ちょっと休憩してたら娘が起きました。最近は自力で座れるようになったので、静かに起き上がってこっちを見てることもあったりして、振り向くとびっくりします笑。小一時間いっしょにあそんでると、だんだん動きがスローになっていって、頭をかいたら「ねむたい」の合図です。抱っこしたまま、スクワットみたいな動きで寝かしつけをするんですけど、上下の揺れが心地いいのか、早ければ数分で寝落ちするようになりました。でも、きのうはあんまり寝つけなかったみたいで。二十分くらいかなぁ、こっちの太ももが限界に近づいてきたころ、ようやくスースー聞こえはじめたんです。布団に寝かせようと、やさしく置いた瞬間にインターホンが鳴って。たぶん、子育てのあるあるですよね。配達員さんは全然わるくないんだけど、ちょうど体勢が変わったタイミングだったので、音に反応してパチっと目が開きました。そこからまた十分くらいかけてスクワットをすることに笑。これも十一日目の『 打ち出すこと:環境のつくりかた 』で考えたように、インターホンへ張り紙をしておくとか、事前の準備で避けられることなのかもですね。今度はそうしてみようかな。自然と、暮らしのレシピを活用してるじぶんがいます笑。一応、仕事の日はスケジュールに沿って動くんですけど、お休みの日は柔軟にというか、妻や娘の動きに合わせて過ごそうとおもってて。きのうも、できるだけ娘の様子を観察しながら寝かしつけのタイミングを伺ってました。無理に寝かしつけると、何十分もスクワットすることになったりしますからね笑。じぶんのためにも、相手の様子をチェックするのは大事なことかもしれません。

きょうのレシピ:流れをつくる

妻に数日前から胸が痛むと相談を受けていて。心配だったので、午後から産婦人科に行ってみてもらうことになりました。妻が受診するあいだ、娘とふたりで車に乗って待つことに。二・三十分で出てくるかなぁとおもったら、全然名前を呼ばれなかったみたいで、一時間以上経っても出てこなかったんです。娘もずっと狭い車内だと飽きちゃうので、周辺をお散歩したり、それこそ車の前でスクワットしてみたり笑。大変っちゃあ大変だったけど、途中で思いがけない出会いもありました。近くに停車した車から、中学生くらいの女の子とお母さんが降りてきて、娘に「かわいい〜!」と笑顔で声をかけてくれたんですね。退屈そうにしていた娘も、アイドル気分でごきげんに。こういう出会いがあると、待ち時間も苦じゃないというか。娘の気も紛れたので、だいぶ助かりました。

きょうの挿絵2:水彩で描いたキラキラ

ぽっかりと空いた待ち時間。これも、ひとつの贅沢なんですかね。予定をモリモリに詰めこむ楽しさと、なんにも決めず流れに身を任せる豊かさ。偶然なのか、朝から「かわいい時間の過ごしかた」について考えるできごとが続きました。レシピにするなら、流れをつくる(呼び込む)って感じでしょうか。それには、自分で予定を組むだけじゃなく、まわりの活動に巻き込まれてみるっていうのが有効かもしれません。ぜんぶねらった通りにいっても、どこか物足りないんじゃないかと。偶然のできごとにもオープンでいることが、暮らしに心地よい風を吹かせてくれるような気がしたんです。ちなみに妻の胸の痛みは、母乳をあげていると起きる症状みたいで、マッサージを受けて無事に和らぎました。




21日目、こんな感じになりました! ちょっとスケジュールが崩れたせいか、書くのに時間がかかりました。流れに身を任せるのも、技術がいるみたいです笑。それではまた明日〜!

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