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DAY4. 基準を持つこと ⛩️ 軸のつくりかた

新連載『 🌱 かわいい暮らしのレシピ 』へようこそ!

毎日、どんな場所で、だれといっしょに、なにを大切にしながら生きていこうかな。こんな時間が、わたしは好きだったのかも。生活のなかに、じぶんなりの「お気に入り」を見つけていくような、そんな「かわいい」暮らしのエッセイです。


さりげない所作

日々の活動を、じぶんなりに愛でていく。連載四日目のテーマは、どうしましょう。まだ決まってないんです笑。毎朝、その場でテーマを決めるんですけど、いまの段階でパッと明確には浮かんでません。きのうのできごとをふりかえりながら、うれしかったこと、いいなぁとおもったこと、かわいいと感じたことをそのまま、書き残してみようとおもいます。

挿絵:水彩画で描いたしかく

きのうは、家族みんなで神社のお祭りに行きました。そこまで規模の大きくない、地元のひとだけ来るようなお祭りです。駅前の道路に面したところに神社の敷地があって、ベビーカーを押しながら歩いていくと、広場の屋台が見えてきました。鳥居をくぐり、急な坂道を登った先に本殿があります。上の広場にも屋台が続いてて、その近くには野菜の直売所も。じぶんは、おだんごを食べました。きなこ味。一本二百円だったかな。小さいのが五つ串に刺さってるやつ。妻はずんだ、妻の両親はみたらしだんご。日曜日ということもあって、けっこう学生が多かった気がします。賑やかな笑い声が聞こえてきました。お祭りの雰囲気って、なんかいいですよね。みんな気分はどこか浮かれているし、次はどこの屋台に行こうって考えながら歩くのも好きです。ひとつ、印象的だったことがありまして。帰り際、本殿から急な坂道を下って道路のほうに向かってたんですけど、鳥居の前へ差しかかったとき、すこし先を歩く中学生くらいの五人組がいたんですね。そのなかでひとりだけ、鳥居を過ぎたところで、こちらを振り向きサッと一礼したんです。ほかの四人は、会話に夢中で気づいてない様子。その子もすぐに合流したので、みんな最後まで気づかなかったとおもいます。ほんの一瞬だったんですけど、彼女のそのさりげない所作に、なにか気づかされるものがありました。

だれかに見られていなくとも

もしかすると、あれは「だれも見てないのに」礼をしたことが、ポイントだったのかもしれません。純粋にというか、だれかに見せるためというのではなく(神様には見せたかったかも)、ただじぶんがそうしよう、そうしたいとおもったから、した。ほかのひとがそれをしなくても、じぶんにとって必要なことは、する。そんな姿勢に、可愛くあるためのヒントを見たような気がします。じぶんの心に素直でいるというか。もしかすると、幼い頃から家族に神社でのマナーを教えられていたのかもしれないし、知っていることをただ実行しただけかもしれません。正直、じぶんはあまり神社の作法に詳しくないので、そういう面で印象に残った可能性もあります。けど、いま思い返しても、その動きには一切の迷いがなく、あまりにもスムーズだったんですね。一連の行動が、流れるようでした。気づいたら目で追いかけちゃってたくらいなので笑。あれは、たぶん日頃から「だれかに見られていなくとも、やる」ということを継続しているひとの動きだったんじゃないかなぁと。

きょうのレシピ:軸をつくる

きのうの日記を書いてみたら、レシピみたいなものが出てきましたね。このエピソードから学べることとしては、行動の軸をつくるっていうことなのかも。◯◯のときは、◯◯に従って動く。そんな基準を持つことで、スムーズにからだを動かせるんだとおもいます。しかも、それをさりげなくやる。まわりに押しつけるでもなく、まわりに気を遣って控えることもしない。じぶんがそうしたいとおもうことを、気にせずやる。これは「かわいい屋さん」としての生活に挑戦しているじぶんにとって、めちゃくちゃ参考になるというか、あの子を師匠と呼びたくなってきます笑。じぶんの場合、すべての基準は「かわいいとおもえるか」になってきていて。くりかえすほど身について、迷いがなくなっていくのかな。じぶんもあの子にならって、素直にかわいいと感じたものを愛でながら、笑顔を増やせるように動いていこうとおもいます。




4日目はこんな感じです! なるほど、日記を書きながらレシピを編み出すのはいいかもですね〜。日頃から、身のまわりにいる師匠を探してみよう笑。みなさんも、気づいたことがあれば気軽に教えてくださいね。それではまた明日〜!


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