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#4 TAKUYA∞と10kmランと靴擦れ

最近は風も気持ち良くなってきて
夜は寒いくらいな日々。
そんな秋の夜長に思ったことを書こうと思う。

僕はUVERworldが大好きで
TAKUYA∞を大尊敬している。
だからTAKUYA∞なんて呼び捨てにはできない。

そんな存在なんだ。

歌がとてつもなく上手いのはもちろん
彼が発する言葉ひとつひとつ、
彼の思考や行動など

大人が嫌いな僕が、
とにかくあんな生き方をしたいと思える
とにかくあんな大人になりたいと思える
数少ない大人なんだ。

そんな彼は

「毎日欠かさず」

10km走っているという。

何でもない日常でも、ライブが終わった後でも。

それは健康のためだとかトレーニングのためだとか
そういうことじゃない。
ある種、息をするのと同じなんだ。習慣なんだ。
多分走らなければ生きていられないんだろう。笑

走ることで自分と向き合い
走ることで不安を取り払い
走ることで考えを整理する。

僕は「PRAYING RUN」という楽曲が大好きで、
トレーニングをする時、走る時
何か勝負事の前には必ず聴いている。

その中に

-暗闇を目隠ししたままひたすら前にあてもなく
 それでも走ってるときだけは夢に向かって進んでるようで-

っていう歌詞がある。

僕は、最近やっとこの歌詞が自分ごとに思えてきた。

一度、野球という夢を諦めた僕にとって
何か大きな夢を持つことはもう無いと思っていた。

でも、大学に入って音楽と出会い
その素晴らしさを知って、彼を知り
その生き様に憧れ、曲に奮い立たせられ、
自分も同じように生きたいと思うようになった。

誰がどう見たって遅すぎるスタートなんだ。
それでも「やりたい」と思ったんだから仕方ない。

そんな僕にとって
この曲のこの歌詞はとてつもなく染みるんだ。
僕が進む道はまだまだ真っ暗で、
何も見えず、何を目指して進めばいいかも分からない。

それでも、エネルギーだけは人一倍
いや、二倍、三倍はあるから

「寝るのが怖い」

寝てる間に置いていかれそうで
寝ることが怖い。

だから筋トレをする。
だから走る。
だからこうして文字を綴る。
だから夜中まで音楽と、自分と向き合う。

聞こえはいいが、周りから見たら
ただの現実逃避。

でも、そんな時間が
僕を強くしてくれそうで
僕を前に進めてくれそうで
その時間だけが生きていると感じられる。

今日は一段と心が落ち着かず
10㎞走ろうと、
「UNSER」を流しながら
走る準備をしていた。

「UNKNOWN ORCHESTRA」で
僕の現実逃避が始まった。

冷たい秋風と内から湧き出る熱い氣が心地よく
どこまででも走れる。そう思った。

でも、7㎞を超えたところで
右足に痛みが。
靴下を脱ぐと真っ赤に…

靴擦れだった。
そこで現実逃避は終わった。

彼はすごいな。
僕はまだまだだ。
月とスッポン、天と地の差を
考えることすらおこがましい差を
突きつけられた。

明日も現実逃避をするんだろう。


でも、その前に、靴を買いに行こう。



That's all

今回は以上。
また見に来てくれると嬉しいな。


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