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タイ王国・バンコク取材記 ~はたして、バンコクに成年後見需要はあるのか?

サワディーカップ。加藤大貴です。
転職前の有給消化中にバンコクに行ってきました。

なぜバンコクに行ったの?

先月、10年以上付き合いのある友人から、「今バンコクに来てるんだけど、いっぱい高齢の日本人がいるみたいだから加藤ちゃんも取材にこない?」とのお誘いがあり、ちょうど3月末に有給取得予定だったので急遽行ってみることにしました。

取材の目的は、「バンコクに長期滞在している日本人に、成年後見制度利用の需要があるか」を調査すること。

タイには4万人以上の日本人長期滞在者・永住者がおり、その中でも首都バンコクには約3万人が暮らしています。
(参考)在タイ日本人大使館ウェブサイト
https://www.th.emb-japan.go.jp/jp/consular/zairyu06.htm

ネット上では、「物価高騰で貧困に陥る移住高齢者」の特集記事もありました。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/5990
ただ、上記記事の執筆当時(2016年)から時間が経っていたり、あくまで“駐在員目線”の記事であったりすることから、リタイアされた方の生の声を聞きたいと思い、今回の取材を企画しました。

誰と会ってきたの?

3泊4日の取材旅行をすることを決め、スケジュールの調整始めたのが2019年の3月初旬だったので、直前の取材依頼となってしまいました。快く取材に応じて頂いた皆様に感謝致します。

(今回お話を伺った方々)
タイロングステイ日本人の会 福岡様 友永様 山田様
http://www.tlsj.club/

WAOJE(世界で活躍する日本人起業家ネットワーク) 監事 谷田貝様
https://waoje.net/

ヘルスケア・介護事業者連絡会参加者の皆様
元バンコク駐在員のロングステイヤーの方

皆様ほんとうにありがとうございました!

取材結果教えてよ

詳細を詰めなければならない事項は多々あるものの、確かに「在バンコク高齢者向けの支援サービス」の需要はありそうだ、と感じました。

タイ国内の物価の高騰のスピードは尋常では無いらしく、ここ数年で体感的に2~3割増加したとの事情があり、また、タイバーツの高騰により、日本からの年金だけでバンコクで暮らしていくのは困難であるとのこと。

タイ人と結婚した方を除くと、多くの長期滞在者が「最終的には日本に帰りたい」と考えていると伺い、とても参考になりました。

さらにアドバイスを頂いたのは、「今バンコクにいる日本人向けだけでは無く、これから海外に移住したいと考えている日本人向けのサービスがあったら面白い」との声も頂き、まさに任意後見契約が親和性があるのでは、と考えるに至りました。

バンコク取材報告会のお誘い

詳しくは、次回4月26日の成年後見広報勉強会において、併せてバンコク取材報告を行いたいと思います。
参加費は無料ですので、ご興味がある方は是非お申込み下さい!

1.日時
平成31年4月26日(金) 18時30分~20時 
※引き続き懇親会開催予定

2.目的
社協・NPO等の成年後見実施団体がどのように広報・宣伝活動をするべきか、その際出版をどう活用するか理解を深める。
また、協会員がタイ王国・バンコクで行った「成年後見需要」の取材についての報告会を行う。

3.場所
品川成年後見センター会議室
東京都品川区大井1-14-1 大井1丁目共同ビル2階

4.登壇者
第1部勉強会 菅一行(株式会社 クロスメディア・マーケティング)
第2部報告会 加藤大貴

5.募集人数 20名(先着順)

6.参加料金 無料

7.申込みページ
https://everevo.com/event/48400

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