見出し画像

In putとOut putについて

 投稿が少し滞り気味でしたが、今回はインプットとアウトプットについて書いてみたいと思います。

 インプットについて

 インプットの質と量が最終的なアウトプットの質に大きく影響すると考えています。あらゆるプラットフォームが存在する今日では、大量の情報の表層をザッピング感覚で舐めていくことが可能になりました。そこで知識が浅く広くなりがちな部分をカバーする上でも、ある程度深度のあるインプットが重要であると感じています。

 私が最近感じている学習における深度を高める方法は質量や体験を伴うことを優先することです。例えば、電子書籍や朗読アプリで本を読むのではなく、紙の本を買うことであったり、サブスク等で気に入った音楽があればレコードやカセットで買ってみるといったことです。本であれば本屋さんに行って選ぶ行為であったり、手でページを捲るという身体性が伴う行為があります。レコードであればジャケットを手に取って、プレイヤーで再生するスキップやランダム再生ができないのでアーティストが意図した順番で聞くことができます。お金を払って物を買ってるので、能動的なインプットに繋がりやすいです。

 制作などでアイデアに困った場合はインプットをアナログな方法に置き換えるのは良い結果につながる可能性がありますのでお勧めします。

 
 アウトプットについて

 インプットした情報をどのように味付けして調理するかということについて触れてみたいと思います。ここではインプットした物の咀嚼具合が大きく反映されます。そのインプットした物が自分の心の琴線にふれた点が具体的に言語化できるほど分析することができれば、よりアウトプットに反映させやすくなるでしょう。また、味付けの段階では自分自信を良く理解しどのように自己を定義しているかが重要です。そうして自分というフィルターを通して出てきたものにオリジナリティが宿ると感じています。
 
 自分の心理的状態が良く無い時や忙しい時に音楽を聴いても、映画を観てもいまいちピンと来なかったりすることがあります。インプットを楽しめるかどうかは一つの健康度合いの指標の一つでもあるような気がします。 

 皆さんもぜひ健康で文化的な生活を送ってください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?