公明正大 #2ジュリアス・シーザー

これを書いている時点で僕は33冊中5冊読了しています。

現時点で一番好きな作品です。

この作品も「お前もか、ブルータス」という有名な台詞が出てきます。

ですが、あまり知られていないのがこの後に続く台詞です。

「ならば、死ねシーザー。」と続くわけです。

後悔していないと解釈することができます。

ジュリアス・シーザーとはこの物語の主人公ではありません。一番信頼していたブルータスに刺されるのであれば死ぬのは致し方無いというわけです。

この作品を読んだ人は恐らく第3幕第2場が一番の山場だというはずです。

多くの人に読んで欲しいのであまり詳しくは書きませんが、ローマ市民の心情の変化が非常に面白いです。あと、この作品登場人物が9割男性であるため、男臭い作品です。

ああ、ブルータスの大胆さとアントニーの舌が欲しいと思いました。

いい作品でした。

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