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自分のキャリアに漠然とした不安がある生活(1)

おはようございます。今日もルーティーンを崩さず、お腹いっぱいまでベーグル&ヨーグルトを頬張り朝陽を見ながら投稿中の9時寝4時起リーマンです。

お前のNoteには一貫性が無いのかということなんですが、はい、無いみたいです。笑
理由は自分なりに明確で自分のキャリアに漠然とした不安があり、払拭し切れないからです。私と同じ境遇にいらっしゃる方にこの記事を通じて何かしら回答をお出しすることはできないのですが、少なくともこんな人も居るんだな、私と同じ悩みを抱えてる人がここにもいる、くらいの気持ち(共感)を一瞬でも供与できればと思います。

キャリアに対して不安を持ち始めた転換点

私の自己紹介にも繋がりますが新卒で入社して6年目になり、2年目から一貫して石油のトレードに従事しています。仕入から販売まで、オペレーションや契約作成・締結、リスク(トラブル)コントロールやPL管理まで一通り担当しました。3年目から4年目まではシンガポールに駐在することが出来、当時は順風満帆、この会社に入ってよかったと心の底から思える精神状態でした。然し、皮肉にも当地での駐在経験や当時の社会・経済活動の変化(主にCOVID-19によるもの)が私のキャリア観に多大なる影響を与えました。

私が所属する会社はよくHands–on投資で事業展開を仕掛ける起業だと言われています。通常の投資とは異なり、オカネだけでなく理念等も投資し、投資先の事業拡大・バリューアップを目指します。私もその中の投資の役割を一部になっておりました。

モチベーションが100から0に落ちた出来事

日本企業はトヨタの3現主義を代表に「現場第一」・「現場にいらっしゃる従業員のお陰で・・・」といった言葉を口にします。耳タコですので敢えて説明はしませんが、私が所属する組織でも同じ理念を大切にしていました。然し、ここでいう「現場」の扱い・意味を履き違えていたことを当時の私は発見したのです。
詳細については開示できませんが、私はまさに現場(最先端の営業)の一人として、現地採用のシンガポール人(厳密にはマレー系と中華系の華僑)と働いており、マネージャー・社長として日本人駐在員がいました。この組織では現地採用の方がリーダーとなり、実質的に裁量権を持ちながら事業を展開していました。私が赴任した当時は好調で、将来もきっと同じ好況が続くからという理由もあり、余計に現場判断で物事が進んでいました。一方、私は着任まもない事もあり勉強しながら人脈作りに励んでおり、なんで好況なのか、同僚であるリーダーのパフォーマンスについてはなんら疑問も持っていませんでした。ところが間も無くしてCOVID-19が勃発。赴任1ヶ月から文字通りのLockdownを経験し、ここがまさに私のキャリア観の転換点になりました。
というのも好況だった事業環境は一変、ニュースでも取り上げられたWTI価格がマイナスという過去最悪なマーケットに立ち会うことになりました。

(2020年4月27日 日経新聞より)

また当時シンガポールに友達も居らず、会社にも2−3回しか出社できていない私は引っ越しホヤホヤの新居(それも100スクエアフィートと無駄に広い)での約4ヶ月の孤立生活が始まりました。

ここからというもの、私の組織が下す判断は全て後追い・裏目に出てしまい、最終的には事業Close (会社清算)するに至り、またプライベートでも折角できた友人達と僅か1年弱でさよならする羽目になりました。

現場感という言葉の綾

話は戻りますが少しずつ人脈を構成し、事業理解も進んだ私はついに顧客の一部を担当、トレードについても会社が扱う約50%の数量をハンドルすることになりました。入社して夢にまで見た「海外」での「トレード」活動をまさに地で体験できた瞬間でした。と同時に、自我が芽生えてしまった私は当時のリーダーの仕事の進め方、判断の拠り所について疑問を感じるようになりました。
詳細は割愛しますが、一言で言えばリーダーの進め方は「トレード」ではなく「オペレーション」に近いと感じていました。毎日マネージャーと営業部隊で戦略会議たるものを開催していたのですが、なぜそう思うのか、これはどうなのか、といった疑問を多く抱いていました。最初は新参者として躊躇していた私も会社の業績が深刻化するにつれて意見を提示するようになりました。そこで感じたことが今の私のキャリア不安につながっていると思います。
気になる内容はというと、マネージャーからリーダーに対する絶対的信頼です。噛み砕いて言えば、私がどれだけ発言しようと、社長がどれだけ発言しようとマネージャーはリーダーに心中する覚悟をある程度決めていたのだと思います。今となっては当時の会社としての格(要は、リーダーを解雇して他社からリーダー格を引き抜いて来れるか否か)や私への信頼の欠如も勘案した上での判断だと理解できますが、当時の私はマネージャーはクソだ現場を全く理解できていないと嘆いてばかりいました。
そして同時に、本社からどれだけ人を派遣しようが最先端で手を動かさない限りは本当の現場感を体感できないのではと感じました。これは私の組織だけでなく、日本を代表するどの組織にも通ずる点があるのでは無いでしょうか。もちろん、現場感を体感することが目的では無いのは百も承知です。ただそんなに現場を大事にし、会社理念にまでするのであれば短期間であっても本当の意味での現場(お金を生み出すチーム)で手を動かすことも必要なのでは無いかと感じました。

個人でできること・できないこと

現場に出向いて実際に手を動かすことが大事だということは理解できた。じゃあどうやって実現するの?ということだと思います。現に現場に出向きたいのに出向けないサラリーマンが多いのでは無いでしょうか(今となっては私もその一人)。
そのような仕組みにもキャリアに対する不満・不安を感じる理由が存在すると思われます。雑に言い換えればやりたいことができない環境で働き続けるキャリアに嫌気を指しているのでは無いでしょうか。またその前段階のやりたいことがみつからない方も沢山いらっしゃるのでは無いでしょうか。
前者であれば転職や起業といった形での挑戦、後者は社内異動や転職といったことが選択肢としてあると思います。ただ今の時代、副業というリスクを取らない形での自己実現選択肢も生まれてきました。転職しても組織に所属する以上避けられない問題の存在やそもそも何をしたいのか(何が得意なのかわからない)私個人が考えるベスト選択肢は今の所「副業」だと思っています。朝4時に起きて何をするでも無いけど、兎に角Noteを書いてみる。他にもTwitterで投稿してみる、Youtubeを作成してみる、Insta/Tiktokを上げてみる、本を読んでみる、動画を見てInputしてみる。なんでもいいと思います。まずは何かやってみる精神を大切に私は活動しています。

どれを選択するか、或いはしないのかは自分次第ですが、不安に駆られている場合、何もしないとさらに不安に駆られるというのが私の実体験です(不安のデフレスパイラル)。
私も手当たり次第活動していることが多いので、皆さんに共有できることも出来ても内容が薄っぺらいのですが、何か有益な情報・経験を提供できるようにこれからも継続してみます。

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