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個人年金保険加入検討中

こんばんは。
税理士・社労士のDJです。

現在私は、個人年金保険に加入するかどうか悩んでおります。

個人年金保険は、老後の資金を確保するために毎月掛け金を拠出して積み立てるものです。

早期解約をしない限り元本割れはないため、悪い商品ではありませんが、納得できるだけの利回りがないので、加入に躊躇しております。

個人年金保険のメリット・デメリットを記載しますので、私以外に個人年金保険をご検討の方はご参照ください。

個人年金保険のメリット

個人年金保険のメリットは、節税効果と掛け金に利息が付くということだと思います。それぞれについてみていきましょう。

節税効果がある

保険料の掛け金により多少異なりますが、年間で6000円以上の節税効果があります。

例えば、月1万円年金保険を積んでいており、所得税と住民税合計の税率が20%である場合は、8000円の節税効果があります。

確かにこの金額だけ見ると魅力的ではありませんが、利回りで換算すると、年利率7%近い利回りがあります。
※掛け金を大きくすればするほど利回りは小さくなります。

銀行の利息が0・02%程度なのと比べると高い利回りであるとお分かりになると思います。

銀行に眠っているお金がある方は個人年金で運用したほうが全然お得であることは確かです。


利息が付く

個人年金保険は長い期間積み立てることができれば魅力的な商品です。

例えば、月1万円で30年間積み立てを行った場合は以下の金額が支給されます。

掛金累計 3,600,000円
積立金額 4,147,420円

月1万円を30年間積み立てることにより50万円の利益を生み出すことができます。

掛け金を積み立てるだけで50万円も増えるのはすごくいいかもしれませんが、30年間積み立て続けられるかどうかが悩みどころです。


個人年金保険のデメリット

個人年金保険のデメリットは、元本割れのリスクと信用リスクが挙げられます。

元本割れの可能性がある

個人年金保険は、5年を超えて積み立てを行わなければ元本割れになる可能性があります。そのため、5年を超えて積み立てをすることができるのかということが個人年金保険をやるやらないの選択をするうえで大事な判断材料だと思います。

信用リスクがある

信用リスクとは、保険会社が倒産するかどうかという不確実性のリスクです。もしも、運用を行う保険会社が倒産してしまった場合は、最悪、払い込んだ保険料も戻ってこない可能性があります。有名な保険会社で運用していればそのようなリスクは少ないとは思いますが、将来のことは誰もわかりませんので、加入する前にはその可能性も考慮して保険の加入を進めましょう。


以上が、私が調べた限りの個人年金保険のメリット・デメリットです。

これから加入をご検討の方はこれらの事項を十分考慮して加入非加入の判断を行いましょう。

私は、月1万円の個人年金保険を加入する方向で進めていこうと思っております。

財産形成は、運用と節税の要素がかなり重要な部分ですので、個人年金保険に限らず、運用と節税を意識して取り組みましょう。

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